同じ抵抗値なら、どれを使っても同じ? 部品のかたちと大きさ【電子部品の原理解説】
STCソルダリングテクノロジセンター 佐竹正宏
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同じ抵抗値なら、どれを使っても同じ? 部品のかたちと大きさ【電子部品の原理解説】
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STCソルダリングテクノロジセンター 佐竹正宏
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電子部品解説シリーズの第15回は、部品のかたちと大きさです。
部品の通販サイトで1kΩの抵抗を検索すると、同じ値の抵抗が何十件も並びます。足の長いものもあれば、米粒より小さな黒い四角のものもあります。値が読めるようになっても、それだけでは、まだ部品を選べません。
今回は、チップ部品のサイズの読み方、ICのパッケージの見分け方、そして部品を小さくすることの代償を扱います。
【この動画で話していること】
・チップ部品の「1608」「1005」のような4桁の呼び名は、部品の長さと幅そのもの
・ミリの呼び方は0.1ミリ単位、インチの呼び方は0.01インチ単位。インチの「0603」はミリの「1608」と同じ大きさ
・同じ「0603」が、インチなら長さ1.6ミリ、ミリなら長さ0.6ミリ。面積は約7倍違う
・混同を避けるため、ミリの呼び名に「M」を付けて「1608M」と書くことがある。呼び名ではなく寸法で確かめる
・小さな部品ほど熱を逃がしにくく、定格電力が低い。具体的な値はデータシートで確かめる
・リード部品(スルーホール)と面実装部品(SMD)。量産の面実装はリフローではんだ付けする
・ICのパッケージは、足が2辺か4辺か、外に出ているか底面に隠れているかで見分ける(SOT/SOP/QFP/QFN/BGA)
・QFPの接合部は目で見えるが、BGAの接合部は部品の下に隠れる。部品の選び方で、検査と修理のやり方まで決まる
・同じ1つの部品の中でも、部品全体と、はんだ付けする足とでは温まり方が違う
・小さいほど良い、ではない。手で付けられるか、検査できるか、熱と定格に余裕があるか
・部品の大きさには、電気・熱・実装・検査・修理の5つの方向から要求が集まる
【チャプター】
00:00 オープニング
00:59 サイズ表記は寸法を表している
02:48 同じ0603が約7倍違う
04:52 大きさで変わる定格と放熱
06:27 リード部品と面実装部品
08:08 ICのパッケージは足の形で分かれる
10:12 見える接合部と見えない接合部
12:35 部品全体とはんだ付けポイントは温まり方が違う
14:47 小さいほど良いではない
16:52 大きさを決めるのは電気だけではない
18:40 まとめ
【あわせて見てほしい動画】
前回は、抵抗のカラーコードやコンデンサの「104」のような表示を読み解く、部品の値の読み方を扱いました。
▼電子部品の原理解説 部品の値の読み方
• 「104」って何ファラド? 部品の値の読み方【電子部品の原理解説】
【次回】
部品を選ぶときに欠かせない、データシートの読み方を扱います。
【会員制ポータル】
パッケージごとの実装の条件や、BGAを載せる基板の材料の選び方は、会員ポータルの応用編で扱っています(講座「実装プロセスとはんだ付け品質」「信頼性を作り込む設計」)。
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【参考文献】
・IEC 60115-8:2023 (Ed. 3.0) Fixed resistors for use in electronic equipment – Part 8: Sectional specification: Fixed surface mount resistors
表面実装の抵抗器の国際規格。角形チップ抵抗の形式名を、ミリの呼び名に M を付けた形(RR1608M など)で表している
https://www.vde-verlag.de/p/normen/ie...
・パナソニック インダストリー「チップ部品サイズ早見表と特徴解説 ~ ミリ・インチ表記の違いと選び方」(技術資料)
インチ呼称とミリ呼称の対応、実寸、「0603」が両方の呼び方にあること
https://industrial.panasonic.com/jp/d...
※ 参考文献は一次情報のみを載せています。孫引きの解説記事や動画は載せません。
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