一晩の舞踏会のために、夫婦は10年を差し出した|モーパッサン『首飾り』を原文から最後まで
ポルト【物語の航海図】
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一晩の舞踏会のために、夫婦は10年を差し出した|モーパッサン『首飾り』を原文から最後まで
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ポルト【物語の航海図】
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貧しい役人の妻マチルドは、大臣の舞踏会に招かれます。
着けていく宝石がひとつもない彼女は、お金持ちの友だちから、ダイヤの首飾りを一晩だけ借りました。
その一晩が、夫婦の10年を変えてしまいます。
そして10年後、パリの大通りで再会した友だちが口にした、最後の一言とは。
1884年、フランスの新聞の1面に載ったモーパッサンの短編『首飾り(La Parure)』を、フランス語の原文から訳して、最後まで語ります。
フランスでは、中学2年生にあたる学年の国語で、よく読まれてきた短編です。
▼ 目次
0:00 冒頭 10年ぶりの再会
0:51 1884年の新聞に載った短編
1:36 このシリーズについて
1:57 ① 小役人の妻
3:13 ② 招待状
4:41 1フランは、今のいくら?
4:49 ③ 黒い箱
6:19 ④ 舞踏会の夜
7:37 ⑤ 首に、ない
9:12 ⑥ 3万6千フラン
10:48 ⑦ 10年
12:46 ⑧ シャンゼリゼ
14:44 ⑨ 書かれていないこと
15:09 手がかりは、ずっと前に出ていた
15:54 言い出したのは、夫だった
16:38 フランスの教室での読み方
16:56 あなたなら、何と答えますか
17:02 世界の教室の答え合わせ(インド・中国・アメリカ・イギリス)
▼ この動画について
・フランス語の原文(1885年の単行本『昼と夜の物語』所収の本文)から訳しました。既存の日本語訳は使っていません。
・お金は「当時の1フラン=今のおよそ750円」で、ざっと円に直しています。フランス国立統計経済研究所(INSEE)の換算表で、1901年の1フランが2024年の約4.57ユーロにあたることをもとにした、おおよその目安です(1884年は表の範囲外のため、物価の近い1901年で代用しました)。
・本文が理由や結末のその後を書いていない所は、推測だと分かる形で話しています。
・各国の授業の問いは、フランス国民教育省の先生向けの資料(2016年)、インドの国の英語教科書(NCERT 10年生)、アメリカの中学生向け雑誌 Scholastic Scope(2023年5月号)、イギリス Pearson の国際GCSE英語(2023年1月)の問題と採点の手引きによります。
▼ 日本語で読むなら
・辻潤 訳「頸飾り」(青空文庫で無料で読めます)
・山田登世子 編訳『モーパッサン短篇集』(ちくま文庫・2009年)に「首飾り」を収録
▼ シリーズ「世界の教科書に載っている物語」
#01 主人を騙さなければ、飢えて死ぬ『ラサリーリョ』(スペイン)
#02 メデューサの髪は、なぜ蛇になったのか『変身物語』(ローマ)
#03 「踏み絵だけは、許してください」『ガリバー旅行記』(アイルランド)
#04 方舟を降りたノアの、最初の一言は呪いだった『ノアの方舟』
#05 嘘をついた狐は助かり、訴えた狼が皮を剥がれた『狐のレイナルト』(フランドル)
#06 一晩で金貨500枚を失い、大司教の墓に閉じ込められた『デカメロン』(イタリア)
番外編 なぜ禁じられた本ほど、広まったのか
#07 コオロギ1匹を納められず100回打たれた男は、なぜ大金持ちになったのか『聊斎志異』(中国)
#08 モーパッサン『首飾り』(フランス・この動画)
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