なぜお金持ちがバーで誰と飲むかを厳選する?
投資の鏡
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なぜお金持ちがバーで誰と飲むかを厳選する?
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毎週のように顔を合わせて、10年一緒に飲んできた相手がいるとして、その人から何が移ったのか。答えられる人は多くありません。
私たちは、長く一緒にいる人に似ていくと思っています。ところが、何年も同じ部屋で働いた相手から、何ひとつ移らないこともある。移る、移らないを分けているのは、時間ではありませんでした。
この動画では、同じ年に同じ額で積立を始めた高橋亮介と藤田航の10年を通して、人づきあいがお金の判断にどう入り込むのかを見ていきます。32年分の追跡調査、上の層の所得が下の世帯の支出に効くという研究、隣人の成績が口座の開設に効くという研究まで、順番につながります。
▼チャプター
0:00 10年飲んだ相手から移らないもの
1:41 同じ日に始めた2人の積立
2:49 金曜の夜に誰と飲んでいたか
7:24 32年分の記録が示した距離
13:34 上の層が動くと家計が動く
19:41 隣人の成績と口座の開設
20:40 負けた話は口に出されない
27:43 コーヒーハウスから生まれたもの
31:37 いいアイデアが出る場所
▼この動画でわかること
・行動が人から人へ移るとき、そこに距離の限界があること
・上の層の所得が伸びると、そうでない世帯の使い方が変わるという研究
・近くの人が儲けた話は広がり、損した話は広がらないという非対称
・耳に入る話が、すでに片側だけになっている理由
・つながり方の形が、出てくる案の評価に効くという研究
▼参考にした主な情報
・J. Niels Rosenquist, Joanne Murabito, James H. Fowler, Nicholas A. Christakis (2010)「The Spread of Alcohol Consumption Behavior in a Large Social Network」Annals of Internal Medicine 152(7), 426-433:フラミンガム心臓研究の12,067人を1971年から2003年まで追跡し、飲酒行動が友人・同僚・きょうだい・配偶者・隣人のネットワークの中でどう広がるかを調べたもの。飲む人と飲まない人のかたまりが、3次の隔たりまで届いていた。
・Marianne Bertrand and Adair Morse (2016)「Trickle-Down Consumption」The Review of Economics and Statistics 98(5), 863-879:上の層の所得と消費の水準が高い環境にいる世帯ほど、いまの所得のうち使う割合が大きくなる。とくに人目につく物やサービスへの配分が増えるという内容。
・Markku Kaustia and Samuli Knüpfer (2012)「Peer performance and stock market entry」Journal of Financial Economics 104(2), 321-338:フィンランドの投資家を地区ごとに追跡。近くの人が最近株で得た成績が良いと、その地区で新しく株式投資を始める確率が上がる。一方で、成績がマイナスに沈んでも始める確率は下がらなかった。うまくいかなかった判断は口に出されにくい、という解釈が示されている。
・Ronald S. Burt (2004)「Structural Holes and Good Ideas」American Journal of Sociology 110(2), 349-399:アメリカの大手電機メーカーの供給網で働く管理職に、事業をよくする一番いいアイデアを書いてもらい、社内の役員2人が採点した。評価が高かったのは、自分の作業グループの外側にもつながりを持っていた人たちだった。
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※この動画は一般的な情報提供・教育を目的とした内容で、特定の金融商品の購入・売却や、特定の人づきあいのしかたを推奨するものではありません。研究はいずれも特定の国・時期・対象で得られた結果であり、すべての人に同じように当てはまるとは限りません。登場人物とエピソードは、テーマをわかりやすく伝えるためのフィクションを含みます。
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