普通の昭和の町だと思ったら、町ごと空を移動していた|1984年
遠い日の日本
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普通の昭和の町だと思ったら、町ごと空を移動していた|1984年
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遠い日の日本
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普通の昭和の町だと思って歩いていた。
古い木造住宅、細い路地、自転車屋、喫茶店、銭湯、商店街、踏切、そして小さなローカル線。
どこにでもありそうな、昭和59年――1984年の日本の町。
けれど、町の外れまで歩いていくと、少しずつ景色がおかしいことに気づきます。
路地の向こうに見える雲。
屋根よりもずっと低いところを流れる雲海。
電車の窓の外に広がる、地面のない世界。
そしてようやく分かる。
この町は巨大な大地ごと空に浮かび、
雲の上をゆっくり旅し続けている。
それでも、ここで暮らす人々の日常は何も変わりません。
店を開け、自転車で帰り、電車に乗り、夕食を作り、夜になれば家の明かりを灯す。
空を移動することさえ、この町ではごく普通の日常です。
夕暮れから夜へ。
遠くを静かにすれ違う別の空の町。
雲海の上を走るローカル線。
そして、夜空の下を旅し続ける昭和の町。
何も起こらない。
ただ静かに、この不思議な世界を歩いていく10分間です。
イヤホンで環境音と一緒に、ゆっくりお楽しみください。
※本作品は「昭和59年の日本」をモチーフに制作した架空の世界・フィクション映像です。実在する町、場所、出来事を記録した映像ではありません。
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