福岡市の理容師(35)が世界理美容技術選手権大会で金メダル 2本のくしを使って・・・まるで芸術品のような髪型
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福岡市の理容師(35)が世界理美容技術選手権大会で金メダル 2本のくしを使って・・・まるで芸術品のような髪型
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理容の技術を競う世界大会で2年連続金メダルを獲得した男性が福岡市にいます。
記者も世界一の技を体験しました。
世界理美容技術選手権大会で金メダル
慣れた手つきではさみを動かすのは、理容師の平野彰敏さん(35)です。
平野さんは2024年、フランス・パリで行われた世界理美容技術選手権大会で金メダルを獲得。
さらに、2025年は2つの部門で金メダルを獲得し、国別の団体戦でも優勝しました。平野彰敏さん
「(優勝した時は)嬉しかったすね。みんなわーってなるんですけど、僕だけ本当に自分かなみたいな、ちょっとワンテンポ遅れて喜んで、ようやく勝てたみたいな」
世界一に輝いた髪型 まるで芸術
去年、世界一に輝いた「クラシックフェード」と呼ばれる髪型を見せてもらいました。
平野彰敏さん
「毛が寝ているんで、ブラシの先っちょに神経を持っていくみたいな、そういう感じでやんないといけないっていうのがずっとやっていて分かりました」後頭部を短く刈り上げトップに向かってなめらかにグラデーションをつける伝統的な髪型です。
採点のポイントの一つが、髪の間に美しく刻まれた「溝」。2本のくしを使って芸術品のように形作られます。
平野彰敏さん
「刈り上げなんかは特に、日本は刈り上げがきれいな国っていう風に世界は見ているので。触って違いがあるみたいなんですよね、そういうのもお客さんは喜んでくださる」
客も誇らしげ「髪型いいね、言われることが多い」
平野さんに髪を切ってもらう人は皆どこか誇らしげです。
客
「カットする時の細かいところがやっぱり上手いなって」
客
「めちゃくちゃ上手いな、(髪型)いいねみたいに言われることがめちゃくちゃ多くて平野さんにやってもらいだしてから。世界一っすからね、その辺の町のナンバーワンじゃないっすもんね、すごいですよね」
平野彰敏さん
「あざっす」
客
「いやもう最高です、いつも通り」世界で勝つために様々なスタイルを極めてきた平野さん。
オーナーや後輩からも厚い信頼を得ています。
ヤマグチトゥシェル 池部宥伎さん
「お客さん一人一人に合わせて切り方だったり、はさみもそうですし、細かい部分がやっぱ凄いなって思います」
ヤマグチトゥシェル オーナー 山口貴志さん
「仕事の時になったら急にスイッチが入って、もう目つきも変わるし、本当に集中力が凄い」
「自分の店」オープンへ最初の客は理容師の父
17年間、この店で腕を磨き続けてきた平野さん。
この春、大きな決断をしました。平野彰敏さん
「来月からは次は自分のお店をオープンして、責任を背負ってやっていこうと」
オープン2日前、福岡市早良区の新しい店に平野さんの両親が駆けつけました。早速、父の三喜男さんがバーバーチェアに座ります。父 平野三喜男さん
「こういうお店を始めて、切ってもらうのは嬉しいですよね」
父 平野三喜男さん
「オッケーオッケー、ありがと」
平野彰敏さん
「もう1人目ですね。ガスが通っていればシャンプーもできたのでもっとよかったんですけど、シャンプーはまた今度やね」
「よう頑張った」母の目に涙
母の京子さんもおよそ130万円の最新のいすに興奮気味です。母 平野京子さん
「マッサージもついとるでしょうが、えらいよかとですよ、もうリラクゼーションです」
同じ理容師である三喜男さんと京子さん。
この日は息子の店の準備を手伝おうと、タオルをたくさん持ってきました。
成長した息子の姿に京子さんは、こみ上げてくるものがありました。
母 平野京子さん
「凄いですね、ようがんばってきたなと思ってから今までですね、頑張ってきたから」
オープン初日 8か月の子どもと訪れた高校の同級生
迎えたオープン当日、世界大会を一緒に戦った仲間からもお祝いの花が届きました。平野彰敏さん
「めっちゃ嬉しいですね。この先大丈夫かなとか不安もあるんですけど、こういうお花をもらえると嬉しいですし、わくわくしますね」
初日にやってきたのは高校時代の同級生。子供と一緒にカットです。高校時代の同級生 秋山和洋さん
「今度、初節句なんで、ファーストカットを世界チャンピオンに」
高校時代の同級生 秋山和洋さん
「いやもうさっぱりしました」
秋山さんの妻 秋山優歩さん
「バッチリなので良かったです、ありがとうございます」
平野彰敏さん
「8か月のお子さんということもあって。めちゃめちゃ緊張しながら切ってました、やっぱり高校の同級生なんで来てくれて嬉しかったですね」
記者もカットを依頼
1か月以上髪を伸ばしていた記者もカットしてもらいました。平野彰敏さん
「きょうどんな感じにしていきたいとかあります?」
RKB 馬場遼之介記者
「かっこよくしていただければ、おまかせで」
1時間後。平野彰敏さん
「お疲れ様でした」
RKB 馬場遼之介記者
「最高ですね、世界一は違いますね、一段階男前レベルが上がった気がします」
平野彰敏さん
「バチッとクラシックな感じで男前にさせていただきました」
見事なクラシックフェードが完成しました。
切りたての髪で街を歩いてみた
天神を歩いてみると、視線が集まります。
Q僕の髪見てましたよね?
10代の学生
「見てました笑。すごい素敵だと思って。きれい、なんかもうシャキーンって感じ」
アメリカからの観光客
「かわいいくてとても素敵よ」
世界一の次は?
念願だった自分の店をオープンさせた平野さん。
次の目標は、自分と同じく世界大会で優勝できる後輩の育成です。平野彰敏さん
「一からスタッフを育てて、コンテスト頑張りたい子でしたら、僕もコンテストで結果がそれなりに出たので、そういう結果をその子にも経験させて、理容師になりたいっていう人を増やしていきたい」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...