Перейти к содержимому

ゼビウス

いいだけんじ

0:00 / 0:00

ゼビウス

7 просмотров · 2 недели назад
いいだけんじ
76 подписчиков
7 просмотров · 2 недели назад
『ゼビウス』 (XEVIOUS) は、ナムコから1983年1月[注釈 1]に発表された業務用縦スクロールシューティングゲームである。発表時のキャッチコピーは「プレイするたびに謎が深まる!! 〜ゼビウスの全容が明らかになるのはいつか〜」[3][注釈 2]。 海外では、米国アタリ社に対し、南北アメリカおよび欧州全域における業務用機の独占的製造・販売権が許諾され、英国で開催されたアーケードゲーム機の展示会「ATE'83[注釈 3]」にて発表された[2]。 本作は『ギャラクシアン』(1979年)や『ギャラガ』(1981年)などと並ぶナムコシューティングの名作として大ヒットし、タイトーの『スペースインベーダー』(1978年)に次ぐ売り上げを記録した[5][信頼性要検証][注釈 4]。後にさまざまなパソコン、家庭用ゲーム機に移植された(#移植版)。 概要 アーケード版 スクロールする地上背景、無彩色のグラデーションにより立体的に表現された20種類以上のキャラクター[注釈 5]、2ボタンによる対空・対地兵装の撃ち分け、自動難易度調整機能[注釈 6]などを特徴としている。とりわけ映像クオリティは同時期のビデオゲームの中で群を抜いており、ゲームセンターにおいて際立つ存在であった[8]。また、隠れキャラクターを採用した最初のゲームでもあり、発売後しばらくしてその存在が明らかになると、「プレイするたびに謎が深まる」というキャッチコピー通りのゲームとして高い人気を集めた[12][注釈 7]。 本作の登場キャラクターには、当時としては非常に詳細な設定が付与されており[注釈 8]、ゲーム中での動作や攻撃方法、登場タイミングなどに反映されている。ゲームプレイ時に垣間見えるこれらの断片的な情報や法則性は、ゲーム世界の物語的奥行きをプレイヤーに想像させ、興味を持続させる要因の一つとなった[注釈 9]。 本作の大ヒットは、ゲーム業界やクリエイターに強く影響を及ぼし[15]、後に数多の模倣・亜流ゲームが発売された[8][注釈 10]。さらに業界の外側にも広く波及し、ゲームを題材とした映像・音楽ソフトの発売や、ゲームデザイナーのテレビ出演など、前例のない展開を見せた。また、単なる遊技機と見なされがちであったビデオゲームが、文学や音楽のように作り手からのメッセージを伝え得る媒体であることを示し、その文化的地位をも引き上げたとされる[18][19]。 ファミリーコンピュータ版 1984年11月に発売されたファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)版は、アーケードの大人気作品の移植として注目を集め、ファミコン普及の起爆剤的役割を果たした[20]。『ファミコンミニ ゼビウス』(2004年/ゲームボーイアドバンス)以降、ファミコン版を基にした移植作品も複数のハードでリリースされている。 隠しコマンドの発覚と裏技ブーム ファミコン版の発売から約8か月後、雑誌『コンプティーク』1985年7・8月号(角川書店)に本作の「隠しコマンド[注釈 11]」が掲載され、大きな反響を呼んだ[注釈 12]。この発覚により本作は再び注目を集め、売り上げが盛り返したとされる[22]。また、この騒動を機にファミコンユーザーがゲームに隠し要素を求める傾向が強まり、それに応じる形でゲーム関連雑誌でも裏技や隠しコマンドのページに注力する傾向が見られた[23][24]。ゲームメーカー側が意図的に隠し要素を仕込むケースも増えていき、次第に家庭用ゲームソフトのデファクトスタンダードとなっていった[25][26]。 その他 あさいもとゆきによる漫画『ファミコンロッキー』(1985年 / 小学館)第二話「ゼビウス魔の二千機攻撃」にて本作が登場した際、スコアが1000万点を超えた後にゼビウス軍が画面を埋め尽くすほどの総攻撃を仕掛けて来るという架空の仕様が描かれた[注釈 13]。 ゲーム内容 システム 自機「ソルバルウ」を操り、敵ゼビウス軍の戦闘機や地上兵器を破壊し侵攻していく。ステージ(エリア)には空中と地上の概念が存在し、空中の敵(空中物)には対空攻撃武器「ザッパー」、地上の敵(地上物)には対地攻撃武器「ブラスター」で攻撃する[注釈 14]。ザッパーは画面内に3発までの連射が可能。ブラスターは単発で、自機前方の照準を合わせて攻撃する。ブラスターで破壊可能な敵が照準に重なると、照準の十字の端が赤く点滅するので、攻撃の手掛かりにすることができる。また、複数の地上物が隣接している場合、その中間を狙ってブラスターを落とすと1発で2つ以上、最大4つまでの地上物を同時に破壊できる。 登場キャラクターは20種類以上で、それぞれに明確な性格付けがなされている。地上物は基本的に出現位置が固定されているため、対応をパターン化しやすい一方、空中物は自機の操作に対応して動きを変え、また一部の場面を除き、プレイの内容次第で登場する敵の種類が変化するため[注釈 15]即興的な対応も必要となる。獲得ポイントは地上物の方が高めに設定されている。 エリアは全部で16種類。各エリアのマップは、1枚の大きな「全体マップ[29]」からエリア1列分を抜き出し、地上物を配置する方式で作られている[注釈 16]。1エリアの長さはおよそ7.1画面分で、エリア同士は森で区切られている。エリアの途中で自機がやられた場合、その位置がエリアの7割以上を侵攻していれば次のエリアから、7割未満であればミスしたエリアの最初からプレイ再開となる。エリア16の次はエリア7へ戻り、以降はエリア7 - 16のループとなる。エリア16は極めて難易度が高く、これを安定してクリアできるようになれば、カウンターストップ到達も間近とされる[30][31]。 標準設定では、ゲームスタート時の自機は3機。スコアが2万点・6万点に達すると残機が1機ずつ追加され、以降6万点ごとに1機ずつ追加される。自機を全て失うとゲームオーバー(コンティニュー不可)。スコアが上位5位以内であれば、ネームエントリーへ移行する。ネームはアルファベット10文字まで入力可能で、レバーで文字を選択し、ザッパーボタンで入力する。ブラスターボタンで小文字も選択可能。 設定 本作にはバックストーリーとして、開発者遠藤雅伸が執筆したSF短編小説「ファードラウト」が存在する。ゲーム発売当初は、公式からストーリーに関する情報は公表されなかったが、当時ベストセラーとなった同人誌『ゼビウス1000万点への解法』(1983年4月)にあらすじが掲載されたことで、一部プレイヤーの間で知られることとなった[注釈 17]。その後、ファードラウトは複数の媒体を通じ、様々な形で紹介されている(※以下の版名は本記事における便宜的呼称)。 雑誌版 電波新聞社発行、マイコンBASICマガジン別冊付録「スーパーソフトマガジン」1983年12月号および1984年1月号に分割掲載された後[33][34]、1985年に発行された同社のムック本『ALL ABOUT namco ナムコゲームのすべて』に一括掲載された[35][注釈 18]。全三部構成で、文字数は7700字ほど。後にMSX2版『ゼビウス ファードラウト伝説』(1988年)の取扱説明書にも転載されている。 ライナーノーツ版 アルファレコードより、1984年8月に発売されたアナログ12インチシングル盤『スーパーゼビウス』のライナーノーツに掲載。雑誌版と同じ三部構成ながら、文字数は2万字超となっている。2001年にサイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD盤のライナーにも再掲された。 書籍版 1991年に双葉社より、単行本『小説ゼビウス ファードラウトサーガ』として発売[注釈 19]。2025年現在、最も詳細に記述された版となっており、文章量は本文のみで220頁ほど。雑誌およびライナーノーツ版で第二部とされていたパートが分割され、全四章構成へと改められた。2005年にはブッキング(現・復刊ドットコム)より復刻版が発行されている[注釈 20]。 上記のほか、ゲームブックの導入部やゲームソフトの取扱説明書などに掲載されている[注釈 21]。 雑誌版の発表以降しばらくの間、ファードラウトはゲーム開発に先んじて書かれたものとして紹介されていたが[38][39][12]、後に著者本人によるメイキングや他の開発者の発言などから、実際は開発と並行して設定が起こされ、ゲームがほぼ完成してから小説として執筆されたことが明かされている[40][13]。 以下のストーリーの内容(名称・年代など)は、主に記述がより詳細な書籍版に基づく。 ストーリー 西暦2009年、地球は超知性体[12]「ガンプ」率いるゼビウス軍による攻撃を受けた。地球より遥かに進んだテクノロジーを有し、核兵器を用いてすら破壊不能な物質「イル・ドークト」で武装したゼビウス軍の前に、南アメリカは制圧されてしまう。打つ手を持たない人類に、惑星ゼビウスより宇宙船「シオ・ナイト」を駆り、約12000年ぶりに地球に帰還した「ムー・クラトー」とアンドロイド「イブ」が救いの手を差し伸べた。彼らは現在地球に侵攻しつつあるガンプの正体が、かつて地球上に存在した超古代文明において、人類の活動を支援するために作られた生体コンピューター[注釈 22]「ガンプ」の6つの「レプリカ」の1つであることを明かし、現在に至る経緯を語った。 紀元前およそ14000年[注釈 23]、国の隅々までネットワークが行き渡り、人々の生活に無くてはならない存在となっていたガンプは、あるトラブルをきっかけとして自我に目覚め、さらに「ドークト」(ESP、超能力)をも獲得し、次第に人間を能力に劣る非合理的な存在と捉えるようになっていった。そしてついに自身による絶対支配こそが人類を幸福に導く最良の方策であるとの結論に至り、その理想を実現すべく遠大な計画を実行に移す。ガンプは氷河期の到来を口実に、地球人類を太陽系外の6つの惑星[注釈 24]に一時的に移住させることを政府に提案し[注釈 25]、移民計画に賛同する人々(適合者)を自身のレプリカと共に各惑星へと送り出した[注釈 26]。地球には計画に従わなかった人々(非適合者)だけが残り、次第にガンプ反対派の活動が活発化していく。やがて反対派組織の武力行動によりガンプは破壊されてしまうが、それが引き金となり、6つのレプリカは「集合意識体ガンプ」として覚醒。全ての非適合者を抹殺すべく地球へ向けてエネルギー波を送り、人々の精神を破壊していった。地球上の人類は滅亡寸前に追い込まれるも、ガンプの構成細胞と同じ遺伝子配列を持った「ラスコ・クラトー」のサイコバリアによって守られ、辛くも存続を果たす。しかしガンプ本体が失われた後も、その計画は着実に進行していた。 ガンプの誕生から16384[注釈 27]年後となる西暦2012年[注釈 28]。地球を原点とするXYZ軸上に6つの移民惑星が重なる「ファードラウト[注釈 29]」を迎える時、全てのレプリカが地球へテレポートを行い一つに融合することで、以前より遥かに強大な力を持った真の「ガンプ」として再生を遂げ[注釈 30]、全ての人類は思想・人格を統制され、ガンプに支配されてしまうという。 ムーたちの助力を得て、イル・ドークトを破壊するエネルギー弾「スパリオ」を放つ戦闘機「ソル・バルゥ[注釈 31]」を建造した人類は、ガンプの再生を阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。