もし190年前の江戸の長屋に住んだら、1人分の寝床は90cmだった【親子3人の1日を体験】
もしも時代劇
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もし190年前の江戸の長屋に住んだら、1人分の寝床は90cmだった【親子3人の1日を体験】
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もしもあなたが、190年前の江戸の裏長屋で目を覚ましたら。九尺二間のひと間で、親子3人の1日は足りたのでしょうか。
天保のころの深川で、野菜を売り歩く振り売りの一家と、朝から夜までを過ごします。
守貞謾稿、野菜売りの記録を紹介した研究、深川江戸資料館の再現をもとに確かめました。
0:00 狭いひと間で1日は足りる?
1:08 明け六つは何時のこと?
1:49 朝の水はどこから来る?
3:00 朝飯は何を食べたのか?
3:45 振り売りは1日いくら稼ぐ?
5:04 昼の長屋に誰が住んでいる?
5:38 湯屋の湯銭はいくら?
6:32 稼ぎと家賃はどう分ける?
7:20 行灯はどれほど明るい?
8:32 ひと間に3人、どう寝る?
10:41 飢饉や大火の年はどうなる?
11:56 今も見られる長屋はどこ?
▼この動画で気をつけたこと
・記録に書いてある事と、書いていない事を分けてお話ししています。書いていない所は「推定」と断っています。
・ひと間に3人がどう並んで寝たかは、記録が見つかっていません。寝る並びと掛ける物は推定です。
・振り売りの1日の稼ぎ約400文は、野菜売りの記録の紹介をもとに、研究者が計算した数です。紹介によって、200文から600文ほどまで幅があります。
・今のお金に直す時は、日本銀行の貨幣博物館の資料をもとに計算しました。米で直すか賃金で直すかで、1文はおよそ6円から53円まで変わります。
・行灯の油の値段は、文化5年(1808年)の値段で計算しています。
・主人公の一家は、記録をつなぎ合わせて組み立てた人物です。実在の一家ではありません。
・場面の絵はAIで作った再現イメージで、当時の記録そのものではありません。
▼参考にした主な資料
[一次の記録]
・喜田川守貞『守貞謾稿』(国立国会図書館)
・『御救一件 大火之部』『天保七年再度御救一件』(旧幕府引継書・国立国会図書館)
・咄本『都鄙談語』(1773年。精選版 日本国語大辞典の用例で確認)
[研究・辞典・資料館]
・深川江戸資料館 資料館ノート149号「江戸のお金について」
・江東区「水場跡」「深川江戸資料館」
・日本銀行貨幣博物館「1両は今のいくら?」
・谷釜尋徳(2014年)の研究(振り売りの稼ぎの計算。紹介を通して確認)
・江原絢子「江戸庶民の暮らしと食生活の知恵」(キッコーマン国際食文化研究センター)
・山本博文「時代劇用語指南」(imidas)
・石川英輔による行灯の明るさの測定(国立国会図書館レファレンス協同データベース)
・日本植物油協会「行灯の明かりと庶民の暮らし」
・橋本直樹「江戸の長屋の食生活」
・nippon.com「守貞漫稿」の連載
・産業技術総合研究所 人体寸法データベース
・日本大百科全書ほか、コトバンクの各辞典
▼今回使わなかった説・よく出回る話と、その理由
・長屋のごみを船で永代島へ運んだ話:もとの町触が1655年の物で、天保のころの話として言えないため。
・振り売りの手元に約580文残るという数:ほかの紹介の数と合わず、出どころを確かめられなかったため。
・大工一家の家計の話:紹介によって出典の名前と年が食い違うため。
・天保の飢饉の御救小屋:江戸のどこに、いつ建ったかを確かめられなかったため。
▼絵・資料の画像
資料の画像は、すべて国立国会図書館デジタルコレクションの、保護期間が満了した物です(所蔵:国立国会図書館)。
・守貞謾稿 巻一・巻三・巻四・巻六・巻二十五・後集巻一(寄別13-41)
・御救一件 大火之部(旧幕府引継書 802-23)
・天保七年再度御救一件(旧幕府引継書 802-31)
・歌川広重「名所江戸百景 深川万年橋」1857年(寄別1-8-2-1)
▼映像・音声
冒頭の映像は AI(Meta Muse)で作成しています。
場面の絵は、AIで作った再現イメージです(OpenAI の画像生成)。
ナレーション:VOICEVOX:剣崎雌雄
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#江戸時代 #江戸の暮らし #裏長屋 #もしも時代劇