【スカッとする話】養子「おばさんはもう湯を沸かさなくていい。来月には更地だ」私「お盆までは沸かします」→勝手に売られた銭湯の土地の名義が四十一年前から私だったので、違約金1940万円になった話
夜あかりスカッと
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【スカッとする話】養子「おばさんはもう湯を沸かさなくていい。来月には更地だ」私「お盆までは沸かします」→勝手に売られた銭湯の土地の名義が四十一年前から私だったので、違約金1940万円になった話
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「夜あかりスカッと」では、黙って耐えてきた主人公が、騒がず、怒鳴らず、紙と事実の力で自分の居場所を取り戻していく物語を、朗読形式でお届けしています。
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【本日のお話】
「おばさんはもう、湯を沸かさなくていいんだ」
夫の葬儀の翌朝、養子の亮太は釜場の戸口に立って、そう言いました。
私は湯川ふみ、六十六歳。蓬田町の銭湯、松の湯で、四十一年、朝四時四十分から湯を沸かしてきました。
義父から受け継いだ湯加減帳は、今年で七十一冊になります。天気と、湯の温度と、客の数。それだけを毎日一行、四十一年書き続けました。
息子夫婦は、その帳面を古い紙だと思っています。そして、松の湯の土地はもう売れたのだと言いました。
二人はまだ知りません。あの百八十坪の名義が、平成五年から誰のものになっているのかを。
ぜひ最後までお楽しみください。
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※この作品はオリジナルの朗読作品です。
※登場する人物・団体・地名は、すべて架空のものです。
※音声合成:VOICEVOX
※使用素材は各ライセンスに従って利用しています。
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