「保育園落ちた…」子育て支援の町・南幌町で待機児童が急増!働きに行けない親たちの悲痛の声。今、何が起きているのか?徹底調査です・・・もんすけ調査隊(HBC今日ドキッ!2026年3月26日 放送)
HBCニュース 北海道放送
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「保育園落ちた…」子育て支援の町・南幌町で待機児童が急増!働きに行けない親たちの悲痛の声。今、何が起きているのか?徹底調査です・・・もんすけ調査隊(HBC今日ドキッ!2026年3月26日 放送)
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札幌から車で約45分。
人口8000人ほどの、空知の南幌町。子育て支援が充実しており、
北海道で最も勢いのあるマチとして注目を浴びている。
2023年の人口増加率は、全国の町村で第1位。
しかし、そんな数字の裏で切実な声が届いた。
依頼者(A子さん・30代・南幌町在住)
「南幌町で人口が増えている一方で、2026年度からの保育の保留がすごい数が出ている。」
マチで今、何が起きているのか?
調査員
「ありました!新しい家が立ち並んでいます!」
人口急増の理由は、町が打ち出した移住者への破格の待遇だ。
指定区画の土地代を実質半額にし、新築住宅には最大200万円を助成。
この大胆な制度により、
2021年度以降、384堀帯700人以上が移り住んだ。
ところが、充実した生活を夢見て移住したA子さんが直面したのは…
依頼者(A子さん・30代・南幌在住)
「保育待機20人と、町のホームページでは出ているんですけど、申し込み時点では62人の待機が出ていて、保育園に入れないと働けないので困っています。」
この春から、フルタイムでの復職が決まっていたA子さん。
当然、マチの保育園に預けられるものと考えていた。
しかし、届いたのは思いがけない「保留」の通知だった。
依頼者(A子さん・30代・南幌在住)
「間違った通知が来たんだなと思って、信じられなくて、すぐ役所に行って、『これは間違いですか?』と聞いたら、『間違いないです』と言われて…」
子どもが町内の保育園に入れず、
急遽、町外で保育園を探し回る事態に。
しかし、A子さんが何より辛かったのは、
子どもから日常が奪われることだった。
依頼者(A子さん・30代・南幌在住)
「一番は、私の復職云々よりは、子どもが『南幌町の園で通いたい』と話していたので、その気持ちを叶えてあげられないことがすごくつらくて…」
地元の友達と遊びたいと思う
小さな願いすら叶えられない悔しさが言葉に滲む。
しかも、この深刻な問題は、A子さん一家だけの問題ではなかった。
依頼者(A子さん・30代・南幌在住)
「『パートしたかったけどできない』とか『復職延期』とか、専門学校に行きたかったのに、子供を預けられないから、入学費だけ払って、結局通えないという家庭も聞きました。」
さらに街でも・・・
南幌町民
「幼稚園が溢れているので『入れるかは約束できない』と言われた。」
「上の子が入れなくて引っ越してきたけど、結局入れずに北広島に通っている。」
想定を遥かに超える深刻な事態。
行政は何をしていたのか?南幌町を直撃した。
南幌町保健福祉課 谷藤朋代 課長
「まず待機児童が出ているのは事実です。待機児童が36人で、広域入所の申請中が10人ほど。」
去年、道内の待機児童数は11の市町村を合わせて34人。
ほとんどの自治体がゼロの中、
南幌町は1町だけで去年の7人から36人へと一気に急増。
異常事態ともいえる。
南幌町保健福祉課 谷藤朋代 課長
「南幌町では令和4(2022)年春ごろから急激に人口が増えており、特に子育て堀帯が増加」
未就学児の数が、わずか数年で倍近くに急増。
もちろん町も、無策だったわけではない。
最大の課題である「保育士不足」に対し、
独自の予算で異例の待遇を用意した。
南幌町保健福祉課 谷藤朋代 課長
「町内に在住であれば毎月2万円、町外なら毎月1万円を手当として出している」
就職祝い金に加え、毎月の給料に手当を上乗せする。
この強力な支援策で保育士を確保し、
この5年間で受け入れ枠を2倍以上に拡大してきた。
ならば、なぜ待機児童が解消されないのか?
南幌町保健福祉課 谷藤朋代 課長
「今年の4月から待機児童が解消される気持ちはあったが、建築業界の人手不足などで工期が長引いてしまい・・・」
町は5億円超の予算を投じ、新たな子ども園の建設を進めていた。
しかし、全国的な建設業界の人手不足が直撃。
今年春に間に合うはずだった開園が、来年へとズレ込んでしまったのだ。
移住促進の成功と、建設遅延という不測の事態。
南幌町保健福祉課 谷藤朋代 課長
「待機児童で迷惑をかけているが、『ここに来て良かった』と思える町にしたいと考えている」
町は現在、近隣市町村との連携や一日保育などで対応している。
依頼者(A子さん・30代・南幌在住)
「南幌町にも『困っている』という声が届いて、なるべく早い段階で保育の待機が解消されるように、悲しい思いをする子供がいないように、という気持ちです」
子育て堀代を呼び込んだ責任として、想定外では済まされない事態。
子どもたちの笑顔はいつ戻るのだろうか。
森田絹子(HBCアナウンサー)
調査結果です。南幌町の待機児童問題は、
建築業界の人手不足などによる、
新しい園の建設の遅れが原因でした。
北海学園大学の西村教授によると・・・
施設の整備だけでなく、柔軟な対策が必要だと指摘しています。
例えば、岡山県の奈義町では、
自宅で子育てする家庭には手当として毎月1万5000円を出し、
保育園への集中を防いでいるそうです。
調査依頼はこちら↓
http://lin.ee/pYvxEEm
https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/
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