Music Video「午前零時のシンデレラ」Midnight Cinderella
小鳥遊ねずみ音楽館
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Music Video「午前零時のシンデレラ」Midnight Cinderella
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#オリジナル楽曲 #AI音楽 #シンデレラ
「シンデレラ」を、原作の世界観そのままに描きながら、その先にある現実へ静かに目を向けたダークファンタジーです。灰に埋もれた少女は魔法によって舞踏会へ招かれ、王子と出会い、硝子の靴を残して城を去ります。そして物語は誰もが知る結末へ。しかし、この曲が描くのは「めでたしめでたし」のその後。王妃となったシンデレラの目に映るのは、かつての自分と同じように灰を掃き続ける少女でした。
一人の夢は叶っても、世界の仕組みは変わらない。鐘は祝福を告げる一方で、誰にも届かない小さな音をかき消していく――。おとぎ話の美しさを保ちながら、少し風刺を織り込んだ物語です。はたして、最後に少女が微笑んだ理由とは――。
■曲
タイトル「午前零時のシンデレラ」
夜明けを知らぬ古い城
暖炉の灰が舞い上がる
煤けた窓に映る空
鳥さえ歌を忘れてた
冷たい石の回廊を
今日も静かに磨きゆく
夢を見ることさえ贅沢と
言い聞かせて瞳伏せた
継母の声は鐘よりも
朝を早く連れてくる
姉たち飾る絹の衣
私は灰に染まる袖
硝子細工の花ひとつ
棚の隅で眠るまま
割れやすいから美しいと
誰が最初に決めたのだろう
月が古城を照らす夜
見知らぬ老女が微笑んだ
「望む心が残るなら
扉は今も開くだろう」
杖が描いた白い光
灰は銀色に姿変え
擦り切れた布は舞踏服
裸足は硝子の靴になる
鐘が鳴るまで踊りましょう
月が隠れるその前に
夢は儚い幻でも
この夜だけは信じたい
王子の手から伝う熱
胸の奥へ灯をともす
灰に埋もれた昨日まで
風に乗せて空へ送る
午前零時の鐘が鳴る
硝子の靴が石を打つ
振り向くことも許されず
月影だけが追いかける
夢の欠片を落としたまま
夜の扉は閉ざされる
白い息だけ残しながら
灰の家へと帰ってゆく
やがて古城は祝福に
幾千の花を咲かせてた
王妃となったその瞳
窓の向こうを見つめてる
笑顔の響く回廊で
小さな箒が音を立て
灰にまみれた少女がまた
誰にも気づかれず歩いてた
その眼差しは遠い日の
鏡に映る私だった
呼び止めようと唇寄せ
伸ばした指は宙を切る
祝福告げる鐘の音が
城中高く鳴り響き
小さな箒が描く音は
誰の耳にも届かない
鐘が鳴るたび夢は咲く
誰かの願い叶えるように
硝子の靴は輝いても
灰は今日も舞い続ける
おとぎ話は幕を閉じ
新しい朝が訪れても
城の片隅またひとり
次のシンデレラが微笑んだ