Перейти к содержимому

【R107最高傑作】1988年式 メルセデス・ベンツ 500SL (欧州仕様) 徹底解説!片側手動ミラーに謎のアンテナ…愛すべきドイツ流の機能美を紐解く #MercedesBenz #R107

Мир американских автомобилей

0:00 / 0:00

【R107最高傑作】1988年式 メルセデス・ベンツ 500SL (欧州仕様) 徹底解説!片側手動ミラーに謎のアンテナ…愛すべきドイツ流の機能美を紐解く #MercedesBenz #R107

30 174 просмотра · 2 месяца назад
Мир американских автомобилей
77,6 тыс. подписчиков
30 174 просмотра · 2 месяца назад
バルブ期に一世を風靡したメルセスベンツのSクラスの中でも、最も贅沢だったロードスター(オープンモデル)、500SLの中古車を取材しました! ↓車両の詳細は下記の通りです。 1988年型 メルセデス ベンツ 500SL ・車両本体価格:ASK ・走行距離:10万4774km ・車検:2026年12月 ・排気量:5リッターV8 SOHC(M117型)  ・最高出力:240hs/5000rpm  ・最大トルク:41.0kg-m/3200rpm ・ミッション:4速AT(722.3型) ・ボデイカラー:ミッドナイトブルー ・内装:グレーレザー ・全長×全幅×全高:4390×1790×1300mm ・乗車定員:4名 ・ヨーロッパ並行輸入車 ・その他:ウーファーボックス(取外し可) ◾️動画の補足解説 (1)500SLのエンジンについて 同じ「M117」型V8エンジンでありながら、ヨーロッパ本国仕様の5.0Lと、北米・日本仕様の5.6Lでは、排気量以外にもエンジン内部や補機類に明確な違いがあります。主な違いは以下の通りです。 1. 圧縮比の違い(最も大きな要因) 500SL(欧州仕様): 圧縮比が「10.0:1」(または9.0:1※年式による)と高く設定されており、ガソリンの爆発力を最大限に引き出しています。 560SL(北米・日本仕様): 厳しい排ガス規制と、現地の低オクタン価ガソリンに対応するため、圧縮比が「9.0:1」に意図的に下げられています。これにより、根本的なパンチ力(燃焼効率)が犠牲になっています。 2. カムシャフトのプロファイル(味付け) 欧州仕様の5.0Lエンジンには、より高回転までバルブを長く開けておく(リフト量や作用角が大きい)アグレッシブなカムシャフトが組まれていることが多く、これが「高回転までスッキリと回る」吹け上がりの良さを生み出しています。一方の5.6Lは、排ガスをクリーンにするためにマイルドなカムが組まれていました。 3. 排気系(エキゾースト)と触媒の有無 500SL(欧州仕様): 当時のヨーロッパは規制が緩かったため、触媒(キャタライザー)が付いていない、あるいは非常に抜けの良いストレートな排気システムを採用しています。 560SL(北米・日本仕様): 排気ガスを浄化するための巨大で抵抗の大きい触媒と、O2センサーなどの付加装置が装着されており、これが排気効率を大きく下げ(フン詰まり状態)、パワーを奪う最大の原因となっています。 4. ボア・ストローク比(エンジンの骨格) 5.6Lエンジンは、5.0Lエンジンの「ストローク(ピストンの上下の移動距離)」を伸ばすことで排気量を拡大した、いわゆる「ストローカーエンジン」です。 排ガス対策のディチューン(圧縮比低下や触媒の装着)によって失われたパワーを、無理やり排気量(トルク)で補うためにストロークを伸ばしたため、5.0Lが持っていた「軽快に回る」という特性は少し薄れ、より低回転のトルクでゆったり走る特性に変化しています。 結論として、5.6Lは「5.0Lの進化版」というよりも、「本来の設計である5.0Lの首を絞めざるを得なかったため、排気量というドーピングで辻褄を合わせたエンジン」と言えます。だからこそ、本来の設計意図通りに作られた500SLのほうが、スペック上でも体感上でも優れているという逆転現象が起きています。 (2)4速AT(オートマチックトランスミッション)について この500SL(や560系)に搭載されている4速AT(通称:722.3型)のギア比は以下のようになっています。 1速: 3.871 2速: 2.247 3速: 1.436 4速: 1.000(直結) 4速とはいえ、現代の車のような1.0を下回るオーバードライブはありません。 この500SL(ヨーロッパ本国仕様)はそもそも「アウトバーンを200km/hで何時間も安全に巡航し続けること」を前提に作られています そのため、1速〜3速までを異常なほどワイドに設定して最高速域まで一気に引っ張り上げ、4速(直結)は完全に「超高速域での巡航用(エンジン回転数を下げて静かに走るため)」として割り切った設計になっています。 現代の感覚では「4速が直結なら燃費は極悪だろう?」と考えるかもしれません。しかし、この500SLは、「ファイナルギア(デフの減速比)」が異常なほどハイギヤード(数値が小さい)に設定されています。 ヨーロッパ仕様のV8モデルの場合、ファイナルギアは「2.24」など、極端にロングな設定になっています。 これに先のギア比を掛け合わせると、例えば3速の総合減速比(1.436 × 2.24)は「約3.21」となります。 これをこのチャンネルでお馴染みのアメ車のATと比較すると、以下の通り。 ・一般的なアメ車の4速(OD): ミッション(約0.7) × デフ(例:3.23) = 総合減速比 約2.26 ・500SLの4速(直結): ミッション(1.00) × デフ(例:2.24) = 総合減速比 2.24 実はベンツの4速は、アメ車の4速と大差ないわけです。 大排気量V8の強大なトルクに物を言わせて、この重いギアをレッドゾーン(約6000rpm)までぶん回すことで、計算上本当に3速で220km/h以上に到達する仕組みとなっています。 1速〜3速: どこまでも伸びる長いギアで、アウトバーンでの超高速域まで一気に加速する。4速(1.00): 200km/hオーバーのまま、エンジン回転数を下げて悠々と静かに巡航するためのギアとなります。 (3)スピードメーターの目標について 1. 「50〜60km/h」のオレンジの帯(斜線ブロック) これは前回お伝えした通り、ヨーロッパ(ドイツ)の市街地の制限速度(50km/h)を示す目印です。日常運転で最も注意すべき速度域であるため、パッと見て「自分が制限速度内にいるか」を把握するための安全上の配慮です。 2. 残りの3箇所(シフトポイント / 許容最高速度) 70km/h付近、132km/h付近、220km/hにある印は、この車の「各ギアで引っ張れる限界の速度(レッドライン)」を示しています。当時のベンツのメーターには、タコメーター(回転計)を見なくてもシフトチェンジの限界が分かるよう、速度計の上にマーキングが施されていました。 この500SLの4速オートマチックトランスミッションに当てはめると、それぞれの印は以下のギアの限界速度を表しています。 ・70km/h付近のマーク(Ⅰ またはドット1つ): 1速ギアの限界速度 ・132km/h付近のマーク(Ⅱ またはドット2つ): 2速ギアの限界速度 ・220km/h付近のマーク(Ⅲ またはドット3つ): 3速ギアの限界速度 Dレンジに入れていると自動で4速まで入りますが、セレクターを「3」や「2」にホールドして手動で引っ張った際に、これ以上スピードを出すとエンジンが壊れるという物理的な警告ラインの役割を果たしています。タコメーターだけでなく、速度計の細かな印から車のギア比や限界を読み取る視点は非常に鋭いです。「2速で132km/h、3速で220km/hまで伸びる=高速域まで分厚いトルクで加速していくグランドツアラーである」という証拠でもありますね。 正直、3速AT(TH350やTH400など)から4速(700R4や4L60など)へ進化してオーバードライブ(OD)を手に入れ、極端に低い回転数でドロドロと流す……というアメリカの大排気量V8+ATの進化の歴史にドップリ使っている筆者などからすると、このベンツのATやファイナルギアのセッティングは異質に感じますが、そもそも同じ大排気量V8でも、アメリカとドイツでは「使い道(道路環境)」の思想が根本から異なります。 ・アメ車のV8思想=低回転トルクでの「怠惰な巡航」 アメリカのインターステート・ハイウェイは、速くてもせいぜい120〜130km/h程度です。 大排気量ならではの「アイドリングに毛が生えたような低回転(1500〜2000rpm)の強大なトルク」を使って、0.7付近のオーバードライブギアで燃費を稼ぎながら、静かに、リラックスしてクルージングするのが正義です。いざという時はキックダウンするか、トルクに任せてそのまま加速すれば十分足ります。 ・ベンツのV8思想=空気の壁を切り裂く「最高速維持」 一方、ベンツが主戦場とするアウトバーンは、200km/hオーバーの超高速巡航を想定しています。速度が200km/hを超えると「空気抵抗(空気の壁)」がとんでもない力になります。もしここでアメ車のように0.7のODギアを入れて回転数を落としてしまうと、エンジンのパワーバンド(一番おいしい馬力が出る回転数)から外れてしまい、空気抵抗に負けて失速してしまうのです。 そのため、「200km/hオーバーの状態で、空気の壁を力ずくで押し除けながら走り続ける」には、4速を直結(1.000)にして、常にエンジンを高回転域で唸らせておく必要がありました。 そのままではエンジンが焼き切れてしまうため、デフのファイナルギアを極端にハイギアード(2.24等)にして辻褄を合わせている、という理屈です。 アメ車のV8が「分厚いトルクの波に乗るサーフィン」だとしたら、この時代のベンツのV8は「パワーで空気をねじ伏せる長距離ランナー」です。同じV8エンジン、同じ4速ATでも、生まれた国の最高速の違いでここまでミッションの設計思想が変わるのは、クルマの奥深いところですね。 ◾️取材協力:株式会社ベルエアー ・ホームページ:https://www.belair-limo.co.jp ・電話:0436-26-5700 ・住所:千葉県市原市君塚1丁目33番地5 ・メール:info@belair-limo.co.jp ◾️撮影&編集:田中享(Tanaka Susumu) ◾️アメ車ワールド ・ホームページ/https://amesha-world.com ・Facebook/www.facebook.com/ameshaworld.official/ ・Instagram/  / amesha_world   ・Twitter/  / amesha_world   ◾️チャプター 00:00 オープニング・企画紹介(R107型メルセデス・ベンツ 500SLの紹介) 01:27 R107型の歴史・モデル背景についての解説 02:04 エクステリアデザインの特徴・サイズ感の解説 04:34 ヨーロッパ並行(本国仕様)のヘッドライト解説 05:10 15インチ フラットアロイホイール(マンホールホイール)の機能美について 06:33 ハードトップの装備と特徴 07:31 当時懐かしい電話アンテナについての話題 21:16 トランク内の確認(三角表示板・ファーストエイドキット等) 22:30 車両の販売方法(アスク表記)とメンテナンス・維持についての解説・エンディング #mercedesbenz #R107 #classicbenz #アメ車ワールド #ベルエアー #メルセデスベンツSL