愚かだと笑われた奉公人が、一日分の薪を雪へ捨てた。まさか救った母子が、二十年変わらなかった男の運命を動かすとは…|民話|江戸時代|江戸朗読|昔話
民話夜語り и 江戸民話朗読
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愚かだと笑われた奉公人が、一日分の薪を雪へ捨てた。まさか救った母子が、二十年変わらなかった男の運命を動かすとは…|民話|江戸時代|江戸朗読|昔話
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愚かだと笑われながらも、二十年間ひたすら奉公を続けてきた四十歳の男・留次。
ある雪の日、山で薪を集めていた彼は、幼い子を抱いたまま倒れている一人の女を見つけます。
このままでは二人とも夜を越せない――。
留次は一日かけて集めた薪をすべて雪の上へ捨て、母子を背負って山を下りました。
女の名はお汐。
そして息子の与吉は、言葉を話すことのできない子でした。
留次に救われた母子は、やがて彼の働く米問屋で暮らし始めます。
ところがある日、与吉だけが蔵に積まれた米俵の“ある違い”に気づきます。
なぜ古い俵の中に、新しい色の封が混じっているのか。
なぜ与吉は、特定の俵だけを指差し続けるのか。
そして、誰にも理解されなかった小さな違和感が、なぜ二十年間変わらなかった留次の人生まで動かしていくのか――。
雪の中で捨てた一日分の薪。
その何気ない選択から始まった、奉公人と母子の不思議な縁を描く江戸人情物語です。
江戸朗読・民話・昔話・日本昔話・人情話がお好きな方は、ぜひ最後までお楽しみください。
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