「寝ている人でもパッと目が覚める」スマホの"緊急地震速報音"を制作した音楽家の願い 全ての携帯会社に共通の"命を守る音"
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「寝ている人でもパッと目が覚める」スマホの"緊急地震速報音"を制作した音楽家の願い 全ての携帯会社に共通の"命を守る音"
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10月16日の緊急地震速報は「取り消し」となりましたが、その際、全国の広い範囲でスマホの「緊急地震速報」が鳴り響きました。
この速報音を作った人に制作の裏側を聞きました。※動画では緊急地震速報音が流れます。動画を再生する際には周囲の方への迷惑とならないようご留意ください。スマホの緊急地震速報は、気象庁が最大震度5弱以上の地震を予測した際に、震度4以上の地域に速報を一斉配信する仕組みになっています。
2007年10月から徐々に運用が始まり、現在は全ての携帯会社で共通の音が使用されています。
「寝ている人でもパッと目が覚める」
山梨県北杜市に住む、“命を守る音”の生みの親である環境音楽家の小久保隆さん。
小久保さんは、癒やしをもたらすヒーリング音楽を中心に制作し、これまで50か国以上を回って素材となる自然の音を集めてきました。
スマホの緊急地震速報の音の制作は、以前、呼出音などを作った携帯会社から依頼があったといいます。<環境音楽家 小久保隆さん>
Q. 実際にどういう音を作ってほしいと依頼があった?
「何しろ、すぐにうとうと寝ている人でもパッと目が覚める、目が覚めて次の行動に移さなきゃいけない、自分を守ろうとする。そこの体制に持っていける脳をすぐに作るというミッションでした」
生活音に溶け込まず、有事の際に気づいてもらえる音として、「シンセサイザー」という電子楽器を使いました。
空襲警報や救急車のサイレンにも使われる「スイープ音」とは
<環境音楽家 小久保隆さん>
「緊急地震速報を作る元になった音ですが、こっちが低いほうの周波数、こっちが高いほうの周波数で、スイープ音っていうやつなんですよ」
スイープ音は、周波数(音の高さ)が短時間に高くなったり低くなったり連続的に変化する音です。
空襲警報や救急車のサイレンにも使われています。<環境音楽家 小久保隆さん>
「やっぱり一番刺激が高くて、一番脳に対してアテンション度が高いっていうんですけど、そういう音って下から上に上がる音だと思ったので」
しかし、最初に提案した音は採用されませんでした。<環境音楽家 小久保隆さん>
「(携帯会社に)言われたのが、小久保さんこの音が電車の中で一斉に流れるんですよ、この音が流れたらみんなパニックになると言われて」
周波数の高さや変化する速度などを変えて、緊急性を伝えながらもパニックにならないよう調整した結果、今の緊急地震速報の音が完成しました。
小久保さんは、音が鳴ったらスマホを見るのではなく、身を守る行動をとってほしいと呼びかけます。<環境音楽家 小久保隆さん>
「命を守るための行動っていうのが何なんだというのをいつでも意識しておいてもらって、結果としてすぐに命を守る行動に移せる、そういうことを意識してほしい」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...