読書会まとめ『一粒ずつ飛び出すペッツの秘密(著:オスカー・ウクサ(Oskar Uxa))』
読書嫌いの本読み
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読書会まとめ『一粒ずつ飛び出すペッツの秘密(著:オスカー・ウクサ(Oskar Uxa))』
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課題本『一粒ずつ飛び出すペッツの秘密(著:オスカー・ウクサ(Oskar Uxa))[原題:Pocket article dispensing container(US Patent 2,620,061)(1952)]』の読書会まとめ
頭を倒すと、カチッと一粒。あのペッツは、どうして中身がまとめて出てこないのでしょう。かわいい顔を眺めるだけでは気づかない、小さな機械の仕事をのぞく回です。主役は、容器を考案したオスカー・ウクサと、1952年の米国特許第2,620,061号。積み重なったキャンディーを、底のばねが上へ送る。ふたを開く動きに連動した部品が、一番上の一粒だけを横へ押し出す。残りを待たせる仕掛けがあるから、次もまた一粒出せるのです。「持ち上げる」と「取り出す」を別の部品に受け持たせた設計が、何気ない動作の気持ちよさを支えていました。ペッツの菓子を生み出したエドゥアルト・ハース三世と、容器を考えたウクサは、同じ人ではありません。おいしさを作る仕事と、取り出しやすさを作る仕事が、ここでつながります。しかも、おなじみのキャラクターの頭は後から加わったもの。1957年には魔女の顔、翌年にはポパイが登場し、実用的な小さな容器に、選ぶ楽しみも重なっていきました。大きな発明は、大きな機械だけにあるわけではありません。一粒を取り出す動作にも、設計の知恵は隠れている。次にペッツを手にしたら、顔の下の働きにも注目したくなります。