「色が悪い、形が不揃い」出雲大社からの献上品「もち」にダメ出し連発 熊野大社で珍神事(島根・松江市)
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「色が悪い、形が不揃い」出雲大社からの献上品「もち」にダメ出し連発 熊野大社で珍神事(島根・松江市)
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11月に出雲大社で営まれる五穀豊穣を願う祭典に向け、10月15日に松江市の熊野大社で全国でも例がないという珍しい神事が執り行われました。
松江市の熊野大社。
毎年10月15日に営まれるのが「亀太夫(かめだゆう)神事」です。
大きな荷物を携えて本殿にやってきたのは、出雲大社の宮司。
取り出したのは長方形の餅です。
出雲大社では、毎年11月23日に天下泰平と五穀豊穣を願う「古伝新嘗祭」が執り行われますが、その際に必要となる熊野大社の神器を前もってもらい受けるのが古くからのしきたりです。
その受け取りに訪れた出雲大社の宮司が献上品として携えてきたのが、この大きな餅。
ですが…。
熊野大社の神職・亀太夫:
まず色が悪い、形が不揃いでございます。そして表面にしわが何か所かございます。
何と!熊野大社の神職「亀太夫」がダメ出し。
出来栄えが悪いと苦情を言い立て、なかなか受け取りません。
このやりとりのおかしさが、全国でも珍しい神事といわれる所以です。
それでも最後には…。
熊野大社の神職・亀太夫:
今年は震災や大雨に見舞われた方が数多くございます。大神様よりお授けする神器は精神的な支えになると思います。本年はこれでお取次ぎいたします。
「神在月に営む一連の神事で、被災者に思いを寄せること」を条件に餅を受け取り、2026年も無事、出雲大社に神器が授けられました。
熊野大社の神職・亀太夫:
熊本地震や関東の大雨で亡くなられた方もいるので、その人々の気持ちも考えて精神的に落ち着かれる気持ちを、と思ってお話しした。
出雲の地では11月18日に全国から神々を迎え、その後25日まで出雲大社で神在祭や古伝新嘗祭など一連の神事が執り行われます。