新築の断熱は何年持つ?断熱材・窓・気密の寿命をデータで解説|30年後のUA値を計算してみた
住宅営業やめた人【営業が教えない家づくりの知識】
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新築の断熱は何年持つ?断熱材・窓・気密の寿命をデータで解説|30年後のUA値を計算してみた
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「高断熱です」その数字は何年続く?30年後のUA値を計算してみた
打ち合わせで「この家はUA値0.46、断熱等級6の高断熱です」と言われる。
でも、その数字は何年先まで続くのか。
実はその数字は、新品の材料が図面どおりに施工された前提の「計算値」です。
しかも新築の10年保証は、断熱が対象外。
この動画では、研究データと試算をもとに、
断熱材・窓・気密の寿命と、30年後のUA値がどうなるのかを元住宅営業が解説します。
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▼ この動画でわかること
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・UA値は「測った数字」ではなく「計算した数字」
・断熱材ごとの寿命データ(グラスウール/ロックウール/フェノールフォーム/硬質ウレタン系)
・窓のガスは何年で抜ける?
・気密(すき間)は何年で悪くなる?
・30年後のUA値を3パターンで試算
・「数字の良い会社を選べばいい?」「劣化しない断熱材を選べばいい?」への答え
・家づくり中に、数字を守るためにやること
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▼ 断熱材・窓・気密の寿命データ
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・グラスウール:築30〜40年ほどの家を解体調査 → 目立った劣化なし
・ロックウール:約22年使用 → 変化ほとんどなし
・フェノールフォーム:25年相当の試験 → 平均性能は新品とほぼ同じ
・硬質ウレタン系ボード(一部):30年後に熱の伝わりやすさ約1.5倍(計算例)。低下の大部分は最初の10年
・断熱材の水分:1%増えるごとに、熱の伝わりやすさ約3%悪化(ある研究)
・窓のアルゴンガス:欧州規格で年1%以内 → 30年で最大約4分の1が抜ける計算(窓全体の低下は約3%と試算)
・気密:海外の研究では、測り直すと平均ですき間が増加(悪化は1〜2年目が多い)。丁寧に作った国内の実験住宅では、2年後もC値0.29→0.27とほぼ維持
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▼ 30年後のUA値の試算(このチャンネルの計算)
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スタート:UA値0.46(断熱等級6)
ケース1:劣化しにくい断熱材+丁寧な施工 → 30年後 約0.47(ほぼ等級6)
ケース2:劣化する発泡ボードを壁・屋根・床すべてに使用 → 30年後 約0.58(等級5相当)
ケース3:壁の1割で断熱が効いていない(施工不良・結露) → 住み始めてすぐ 約0.53(等級5相当)
【試算の前提】
・熱の逃げ方は、窓・ドア4割、壁・屋根・床6割と仮定
・ケース2:断熱の力が約2/3になり、壁・屋根・床から逃げる熱が約1.45倍になるとして計算
・ケース3:壁の熱貫流率を、断熱ありで0.35、断熱が効かない部分で2.0、壁から逃げる熱を全体の3割として計算
・窓:ガラス部分を窓の7割、アルゴン入りとガス抜け後の熱貫流率の差を0.3として計算
※仮定にもとづく試算です。家の形・地域・仕様によって結果は変わります
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▼ よくある2つの疑問への答え
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Q1. 数字の良い会社を選べばいい?
→ 半分正解。スタートの数字の差は大きいので、数字の良い会社を選ぶのは正しい。
ただし数字は計算なので、「全棟で気密測定」「C値の実績公開」「工事写真」など、数字を守る仕組みとセットで選ぶこと。
Q2. 劣化しない断熱材を選べばいい?
→ 劣化の大きさだけで選ぶと失敗する。
劣化する発泡ボードも、30年後(約0.030)でまだ高性能グラスウール(約0.035〜0.038)より断熱の力が高い計算(同じ厚みの場合)。
比べるべきは「25年後・30年後の性能×厚み」と、「その会社が施工に慣れている断熱材か」。
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▼ 数字を守るためにやること(保存用)
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【打ち合わせ】
□ 断熱材の種類と、25年後の性能データはあるか
□ C値は測るか、目標はいくつか
□ 窓の枠・ガラス・ガスは何か
【工事中】
□ 壁を閉じる前に現場を見せてもらう
□ 断熱と気密の工事写真をもらう約束をする
【完成時】
□ 気密測定の結果を書面でもらう(C値1.0以下が目安、0.5以下はかなり優秀)
【住み始めてから】
□ 1〜2年点検で、結露やすき間を確認してもらう
□ エアコンや配線の穴を開けたら、すき間をふさいでもらう
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▼ 目次
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0:00 その「高断熱」の数字、何年続く?
1:25 断熱材ごとの寿命データ
2:11 なぜ断熱材で差が出るのか
2:47 窓の寿命(アルゴンガスは何年で抜ける?)
3:14 気密の寿命(すき間は何年で増える?)
3:57 30年後のUA値を計算してみた
5:02 疑問① 数字の良い会社を選べばいい?
5:42 疑問② 劣化しない断熱材を選べばいい?
6:40 もう1つの寿命:国の基準
7:24 答え:その数字は何年続くのか
7:56 数字を守るためにやること(4つのタイミング)
8:50 この動画で伝えたいこと
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▼ この動画で伝えたいこと
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① 高断熱の数字は、断熱材の種類と施工で、何年続くかが決まる
② 会社は、「数字の良さ」と「数字を守る仕組み」の両方で選ぶ
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▼ コメントで教えてください
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あなたの家や検討中の家の、UA値・C値・断熱材の種類は何ですか?
「C値は測っていない」という方も、ぜひ教えてください。これから建てる方の参考になります。
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▼ 見積もりバンクについて
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どの住宅会社にも属さない立場で、契約前の見積書を診断しています。
住宅会社からの紹介料は受け取っていません。
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▼ ご注意
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・試算は、仮定にもとづくこのチャンネルの計算です。実際の性能は、家の形・地域・仕様・施工で変わります
・断熱材のデータは、各研究・メーカー発表の条件での結果です。すべての製品に当てはまるわけではありません
・特定の断熱材や会社をすすめたり、否定したりする動画ではありません
・補助金の内容は公開時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください
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▼ 参考資料
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・北方建築総合研究所 平成23年度年報(繊維系断熱材の長期断熱性能)
https://www.hro.or.jp/upload/23251/25...
・ロックウール工業会 資料
https://www.rwa.gr.jp/download/data/r...
・旭化成 フェノールフォーム断熱材の長期断熱性能(2019年)
https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2...
・東ソー 技術論文(硬質ウレタン系断熱材の熱伝導率の経年変化)
https://www.tosoh.co.jp/technology/as...
・EN 1279-3(複層ガラスのガス漏れ率)解説
https://windoorexpert.eu/news/news,36...
・AIVC「建物の気密性の耐久性について」
https://www.aivc.org/resources/faqs/w...
・林産試だより 2021年12月号(気密性能の2年後の再測定)
https://www.hro.or.jp/upload/8833/211...
・国土技術政策総合研究所 資料(木材の乾燥収縮と気密)
https://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryo...
・国土交通省「今後の住宅・建築物における省エネ対策のあり方(第三次答申)」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingik...
・住宅瑕疵担保責任の対象範囲(島根県)
https://www.pref.shimane.lg.jp/kenchi...
・先進的窓リノベ2026(補助金ポータル)
https://hojyokin-portal.jp/columns/se...
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