第62話【パキポディウム】毎日ドーピング!植物ホルモンの研究をヒントに30日間スプレーします
ナマの植物チャンネル
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第62話【パキポディウム】毎日ドーピング!植物ホルモンの研究をヒントに30日間スプレーします
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葉を落としてから、なかなか動かない実生パキポディウム。
以前、サイトカイニン様作用を持つ植物成長調整剤「フルメット(CPPU)」を5ppmで塗布してみました。
ところが約2週間。
ほとんど変化なし……。
そこで調べていたところ、2025年に発表されたAdenium obesum(アデニウム・オベスム)を使った非常に興味深い研究を見つけました。
この研究では、サイトカイニンの6-BAP(ベンジルアデニン)などをアデニウムに処理し、株の形がどのように変化するかを調べています。
6-BAP単独処理では、
・草丈 約33.3%減少
・わき芽 増加
・節数 約47.05%減少
という変化が報告されています。
研究では6-BAP 100µM(約22.5ppm)を使用し、継続的に処理しています。
そこで今回は発想を変えます。
一度塗るだけではなく、
「毎日スプレーしたらどうなる?」
フルメット(CPPU)10ppmを使って、パキポディウムとアデニウムの変化を観察していきます。
一番の目的は、葉を失って成長が止まっているパキポディウムから新芽・葉を出させること。
さらにアデニウムでは、草丈、幹の太さ、節間、わき芽など、株姿そのものに変化が出るのかも観察します。
※今回使用するCPPUと、論文で使用された6-BAPは別の物質です。また、論文の研究対象はAdenium obesumであり、パキポディウムではありません。そのため今回の企画は論文の再現実験ではなく、研究結果から着想を得た個人的な栽培実験です。
【参考論文】
Rocha, A.C.F. et al. (2025)
“Cytokinin and Gibberellin Interactions Control Organ Size and Shape in Adenium obesum (Forssk.) Roem. & Schult”
Tropical Plant Biology, 18, Article 55 (2025)
DOI:
10.1007/s12042-025-09424-1
果たして毎日ドーピングすると何が起こるのか。
まずは10ppmから。
結果も続編で報告します。
チャンネル登録して、ナマ暖かく見守っていただければ幸いです。
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