6カ国を呑み込んだヒトラーが、スイスとスウェーデンだけは攻めなかった理由【第二次世界大戦】
定説のその先へ
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6カ国を呑み込んだヒトラーが、スイスとスウェーデンだけは攻めなかった理由【第二次世界大戦】
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ポーランド、デンマーク、ノルウェー、オランダ、ベルギー、フランス。6カ国を次々に呑み込んだヒトラーは、なぜ目の前のスイスとスウェーデンには手を出さなかったのか。
答えは「険しい山」でも「強い軍隊」でもありませんでした。
1940年6月、スイス上空でドイツ製メッサーシュミット同士が撃ち合った空中戦から、ギザン将軍の国家要塞「レデュイ」、実在したスイス侵攻計画「タンネンバウム(もみの木)作戦」、ナチスの金塊とスイスフラン、キルナの鉄鉱石、休暇兵の通過列車、夏至危機、ボールベアリングまで。
二つの中立国がドイツにとって「占領するより、生かしておいたほうが価値があった」理由を、両国の光と影とともに解説します。
▼目次
0:00 1940年6月、スイス上空の空中戦
0:30 ヒトラー激怒、そしてフランス降伏
0:54 スウェーデンも孤立――周りはドイツ兵ばかり
1:05 6カ国を呑み込んだヒトラーが手を出さなかった2国
1:17 山?恐れ?運? 実在したスイス侵攻計画
1:45 リュトリの草原とギザン将軍
2:20 国境を捨ててアルプスへ――国家要塞レデュイ
2:50 ゴッタルドとシンプロン、二本の鉄道トンネル
3:06 43万の兵と、家に置かれた小銃
3:18 タンネンバウム(もみの木)作戦
3:42 侵攻の代償は山岳戦とがれきの谷
3:52 ドイツが本当に欲しかったのは「カネ」
4:16 金塊とスイスフラン――略奪された金の行方
4:34 精密機械・起爆装置・石炭列車
4:55 スイスに逃げ込んだアメリカの爆撃機
5:19 1944年4月1日、シャフハウゼン誤爆
5:36 「ヨーロッパの顔のニキビ」と、舞台は北へ
6:12 鉱山の町キルナと鉄鉱石
6:38 ルレオ港とナルヴィク――ノルウェー侵攻の理由
6:58 なぜスウェーデンごと占領しなかったのか
7:29 膨らむ要求――休暇兵の通過、のべ200万人
7:52 1941年6月、夏至危機
8:11 なぜスウェーデンは譲歩を重ねたのか
8:42 ボールベアリングとシュヴァインフルト空襲
9:07 中立国か、ドイツの裏方の供給元か
9:19 デンマークのユダヤ人、7000人の脱出
9:34 ワレンバーグと「白いバス」
9:57 スイスの重い記録――「ボートはもう満員だ」
10:31 スパイの首都ベルンとアレン・ダレス
10:52 戦局の転換と「中立」の正体
11:34 最初の問いへの答え
12:14 もみの木作戦は中止されなかった
12:37 臆病だったのか、唯一まともな選択だったのか
12:58 あなたの答えは?
▼参考資料
・スイス独立専門家委員会(ベルジエ委員会)最終報告書(2002年)
・アンリ・ギザン「リュトリ報告」(1940年7月25日)
・ドイツ陸軍総司令部「タンネンバウム作戦」計画(1940年)
・スウェーデン政府によるドイツ兵通過輸送(1940〜1943年)、夏至危機(1941年6月)に関する記録
・LSE Research Online「Did Swedish ball bearings keep the Second World War going?」
・swissinfo.ch「フランス陥落がスイスをナチスの侵攻から救った」ほか
※数値はおおよその値です(スイスの動員兵力 約43万人、抑留された外国軍人 10万人超、デンマークから逃れたユダヤ人 約7000人など)。
スイスとスウェーデンは賢かったのか、運が良かったのか、それとも罪深かったのか。あなたの考えをコメントで聞かせてください。
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