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お地蔵さまの御詠歌『地蔵菩薩』

尼ちゃんねる

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お地蔵さまの御詠歌『地蔵菩薩』

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尼ちゃんねる
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#お地蔵さん #buddha #御詠歌 #金剛流 #高野山 #和讃 #chant 唱え奉る地蔵菩薩の御和讃に 1)如意の宝珠を捧げ持ち   錫杖突きて六道の   旅行く人にほほ笑みて   救いの御手を延べたもう 2)賽の河原に泣きぬれる   幼な児抱く母となり   悩みの娑婆に悶えつる   人の父ともなりたもう 3)風吹く夜さも雨の日も   尾花のなびく荒野にも   厭わで独り立ませる   尊き姿おろがまん 作詞 天野観明(あまのかんみょう) 作曲 山名勝龍(やまなしょうりゅう) 御案内のように、お地蔵さまほど日本人に親しまれている仏さまは他にないと思います。 町の四ツ角や交通事故の多い個所など、必ずといっていいほどお地蔵さまが、赤い帽子やよだれかけをつけ、雨の日も風の日もニコニコと童顔をほころばせ立っています。昔から地蔵菩薩に関係した伝説や物語は数限りなく伝えられていますし、また身代り地蔵や子育て地蔵など、これも数えあげれば切りはありません。このように大衆の生活の中にすっかり溶けこんだお地蔵さまは、お釈迦さまが亡くなられたあと、次の五十六億七千万年の後に弥勒菩薩がお出になられるまでの間、仏さまにかわって衆生を救うため、この世にお出になられた仏さまです。 一番目の歌詞に「如意の宝珠を捧げ持ち・・・・・」とあります。 お地蔵さまのお姿を拝しますと頭を剃って右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうしゅ)をもっておられます。錫杖は上部に小さな環が六 個ついていますが、これは布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、知慧(ちえ)という菩薩の修行の六つの徳目である六波羅蜜(ろくはらみつ)をあらわしています。また宝珠は、如意宝珠(にょいほうしゅ)ともいい、意のままになんでも与えることのできる宝珠で、お地蔵さまの広大無比のお力を示しています。 次にお地蔵さまのことを六道能化(ろくどうのうけ)の地蔵尊とも申します。人間はこの世での行いの報いとして、死んだのち六つの世界にそれぞれ生まれ変わります。それは、「地獄」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間」「天上」の六道といっていますが、このうちの「地獄」「餓鬼」「畜生」の三つの世界は苦しみだけの世界で、また三悪道ともいいます。こうした地獄にもお地蔵さま姿を現して私たちの苦しみ救って下さるのであります。 二番目の歌詞は「賽(さい)の河原(かわら)の物語」です。昔から伝えられているこの和讃は、親に先立った十歳みたいな幼い子が賽の河原に集まって一重組んでは父のため二重組んでは母のためにと石を重ねて拝んでいます。この賽の河原は幼い子供が死んでから行く地獄であります。幼くして亡くなった子供たちは生きている間に善行を積むことができませんでした。また幼くして亡くなることによって父母や兄弟を随分と悲しませました。その罪の故に、賽の河原という地獄で苦しんでいるわけです。 子供たちは、生きている間にできなかった善行を、石の仏塔を組むことによって償おうとしているのです。しかしながら、その子供たちの願いが完成まであとわずかという時に、地獄の赤い鬼や青い鬼が現れ、無残にもその塔を打ち砕いてしまいます。その上鬼たちは、鉄の棒で子供たちを責め立てるのです。このような悲惨な賽の河原にも現れて時としては父となり母となって救いの手をさしのべて下さるのが、私たちがお地蔵さまと呼んでいる地蔵菩薩なのであります。 (平成十四年一月 第一〇六号 谷本祥龍) 《金剛流詠歌和讃の解説(続編)より抜粋》 ◎チャンネル登録をお願いします ▶    / @amachan-temple   【再生リスト】 ●いろいろな般若心経 Various Heart Sutra   ▶    • 《般若心経》法楽太鼓   ●御詠歌(ごえいか) Buddhist chant   ▶    • Плейлист   ●護摩(Goma)  ▶    • 護摩(Goma)   ●守り本尊を拝む  ▶    • 守り本尊を拝む