ユニクロは中国で稼ぎ、なぜ世界で勝ち続けるのか?
富を築くための設計図
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ユニクロは中国で稼ぎ、なぜ世界で勝ち続けるのか?
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富を築くための設計図
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あなたが今着ているヒートテックも、エアリズムも、その多くは中国の工場で作られています。
ユニクロは世界で売る服のおよそ6割を中国で生産し、その中国を30年ものあいだ、巨大な「ものづくりの拠点」としてきました。
だからこそ、多くの人がこう考えていました。「ユニクロは中国に頼りすぎている」「中国が冷え込めば、ユニクロも沈むはずだ」と。
ところが、その中国の売上が実際に前年を下回った、まさにその年に──
ユニクロを持つファーストリテイリングは、4年連続の過去最高益を叩き出しました。
・2025年8月期、売上高 約3兆4,000億円(前年比 約+9.6%)、純利益 約5,511億円(約+13.6%)で4年連続の過去最高
・ユニクロ事業は初めて売上1兆円を突破(約1兆260億円、約+10.1%)──日本のアパレルで史上初
・海外ユニクロは売上 約+11.6%の約1兆9,100億円。北米・欧州・韓国・東南アジア・インド・豪州がそろって二桁成長
・一方でグレーターチャイナ(中国本土・香港・台湾)の売上は前年比 約4%の「減少」。構造改革の途中
・勝ち続ける理由は、流行を追わない「ライフウェア」思想、企画から販売まで握るSPA(製造小売)、そして東レと1万回以上の試作を重ねたヒートテックに代表される「素材の科学」
ただし、ユニクロは中国を切り捨てたわけではありません。生産の約6割は今も中国で、経営陣も中国の重要性を強調しています。
本当の教訓は「中国が悪い」ではなく、「一つの市場に会社の運命を賭けず、風向きが変わる前に、ほかの地域でも選ばれる理由をつくっておく」ことでした。
流行は消え、日常は残る。1,500円のヒートテック一枚の裏にある素材科学と忍耐こそ、服に織り込まれた日本のものづくりです。
このチャンネル「富を築くための設計図」では、日本企業の凄みと、先人たちの物語をお届けします。
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【主な参考】
・ファーストリテイリング 2025年8月期 決算(4年連続最高益/ユニクロ初の1兆円/海外+11.6%/中国-4%)
・東レとの共同開発(ヒートテック1万回以上の試作、エアリズム)に関する各種報道
・柳井正氏のアメリカ売上3兆円・北米200店舗構想に関する各種報道
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