「嫁は他人なんだから口を出さないで」と義姉に電話で言われ、私は黙って病棟の面会票を返した。十日後、義姉の電話の声から、いつもの強さが消えていた
ばら色スカッと朗読
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「嫁は他人なんだから口を出さないで」と義姉に電話で言われ、私は黙って病棟の面会票を返した。十日後、義姉の電話の声から、いつもの強さが消えていた
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「嫁は他人なんだから、もう口を出さないで。母さんのことは、明日から全部私がやるから」市立病院の駐車場で、スピーカーにした携帯から義姉の声が響いた。運転席の夫は、前を向いたまま何も言わなかった。
六年間、夜中に二度起きて義母を支えてきた嫁の手元には、義姉が一度も開いたことのない六冊のノートがあった。
三宅涼子(48)六年間ひとりで義母を介護してきた嫁
三宅悟(51)涼子の夫。姉に逆らえない
名取晴美(55)悟の姉。入院した母の介護を取り上げる
三宅ちよ(79)涼子の義母。骨折で入院中
ばら色スカッと朗読では、黙って耐えてきた人が最後に報われる物語を、午後二時半にお届けしています。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
#スカッとする話 #朗読 #介護
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