二千年、誤解されてきた祈りの言葉――「アッバ」は「パパ」ではなかった
深掘り聖書
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二千年、誤解されてきた祈りの言葉――「アッバ」は「パパ」ではなかった
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二千年、誤解されてきた祈りの言葉――「アッバ」は「パパ」ではなかった
「アッバ」は「パパ」という意味――そう聞いたことはありませんか。実はこの説明は二十世紀に広まったもので、その後の研究で大きく見直されています。
ゲツセマネの夜にイエスが口にした一語「アッバ」を、当時のアラム語と史料から読み直します。幼児語ではなく、大人も使った「父」への呼びかけ。その一語が、なぜ翻訳されないまま聖書に残ったのか。そして、隠れキリシタンが守ってきたオラショとの意外なつながりまで、約二十二分でたどります。
▼この動画でわかること
・「アッバ」の本当の意味と、新約聖書に三か所しか出てこない理由
・「アッバ=パパ」説が広まった経緯と、ジェームズ・バーらによる見直し
・イサクとハナン、聖書の内外に残る「父を呼ぶ声」
・日本語の「パパ」「お父さん」「父上」で考える、言葉の距離感
・隠れキリシタンのオラショと、千八百六十五年の信徒発見
── 目次 ──
0:00 ゲツセマネの夜、三人の弟子とひとつの言葉
2:37 マルコが伝える祈り「アッバ、父よ」
5:00 創世記の山道、父を呼んだ少年イサク
6:40 雨を願う子どもたちと、ハナンの祈り
9:13 「アッバ=パパ」説はどこから来たのか
12:12 日本語で考える「パパ」「お父さん」「父上」
13:06 パウロの手紙に残った、翻訳されない一語
14:42 ゲツセマネの再訪、眠り続ける三人
15:48 誰がその祈りを聞いたのか
16:51 隠れキリシタンとオラショ
18:06 千八百六十五年、浦上の信徒発見
19:24 もう一度、オリーブの園へ
20:02 今日の三つの気づき
── 主な参照資料 ──
・マルコによる福音書 14章/ローマ人への手紙 8章/ガラテヤ人への手紙 4章/創世記 22章
・バビロニア・タルムード「タアニート」23b
・James Barr, "Abba Isn't 'Daddy'", Journal of Theological Studies 39 (1988)
・Geza Vermes, Jesus and the World of Judaism (1983)
・ヨアヒム・エレミアスの「アッバ」論
・プティジャン神父の書簡(信徒発見、千八百六十五年)
※本動画は、特定の信仰を勧めるものではなく、言語と歴史の観点から聖書を読み解く内容です。学説には諸説あります。
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あなたは、子どものころ、お父さんを何と呼んでいましたか。よろしければコメントで教えてください。
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