【2026年ノーベル化学賞】硤合憲三さんの「そあい反応」とは?薬づくりにどう役立つ?
未来技術観測所
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【2026年ノーベル化学賞】硤合憲三さんの「そあい反応」とは?薬づくりにどう役立つ?
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できた分子が、次に同じ分子を作るのを手伝う――。
2026年ノーベル化学賞に選ばれた硤合憲三(そあい・けんそう)さんの「そあい反応」は、何がすごいのでしょうか?
分子の「右手型と左手型」を手袋にたとえながら、発見の仕組み、薬の材料づくりとの接点、2025年・2026年の研究まで、イラストと会話で解説します。
できた材料にも次の製造を手伝ってもらう。そんな方法を、もっと多くの薬の材料づくりに使える未来は来るのでしょうか。
今回のノーベル化学賞は、アンリ・カガンさんとの共同受賞です。
▼この動画でわかること
・分子の左右と「不斉自己触媒反応」の仕組み
・小さな左右の偏りが大きくなる、そあい反応の発見
・関連する自己触媒研究と、薬の材料づくりとの接点
・反応の仕組みを調べ、別の化学反応へ広げる研究
※2011年の医薬品合成の例は、そあい反応そのものではなく、関連する自己触媒の研究です。
※2026年の関連研究は左右の偏りを引き継いだ例で、偏りの増幅には至っていません。
※未来の工場は、研究を踏まえた将来の可能性を表すイメージです。
▼参考資料・論文
【受賞の公式発表】
スウェーデン王立科学アカデミー(2026)
https://www.kva.se/en/news/the-nobel-...
【そあい反応の発見】
Soai et al.(1995), Nature
https://doi.org/10.1038/378767a0
【ごく小さな偏りからの増幅】
Sato et al.(2003), Angewandte Chemie International Edition
https://doi.org/10.1002/anie.200390105
【発見者による総説】
Soai(2019), Proceedings of the Japan Academy, Series B
https://doi.org/10.2183/pjab.95.009
【薬の材料づくりと関連する自己触媒研究】
Chinkov, Warm & Carreira(2011)
Asymmetric Autocatalysis Enables an Improved Synthesis of Efavirenz
https://doi.org/10.1002/anie.201006689
【関連研究をまとめた概説】
Soai, Kawasaki & Matsumoto(2022)
https://doi.org/10.1039/9781839166273...
【反応の途中と速さを調べた研究】
Möhler et al.(2025), Nature Communications
https://doi.org/10.1038/s41467-025-62...
【別の反応で左右の偏りを引き継ぐ研究】
Hagelschuer, Visser & Feringa(2026), Chemistry – A European Journal
https://doi.org/10.1002/chem.70998
【分子の左右と薬の作用について】
米国FDA:Development of New Stereoisomeric Drugs
https://www.fda.gov/regulatory-inform...
▼未来技術観測所
SFで見た未来と、いま進んでいる科学研究を、論文からわかりやすく紹介しています。
https://mirai-observatory.com/
▼制作クレジット
音声:VOICEVOX:青山龍星
BGM:Sunoで制作
イラスト:AIを活用して制作
企画・構成・編集:未来技術観測所
※イラストは理解を助けるための模式表現です。実際の分子の姿や実験映像ではありません。
※研究情報は2026年10月8日時点。
#ノーベル化学賞 #硤合憲三 #そあい反応