【スカッと】月20万を実家に送る私が帰省すると、高級焼肉店で弟嫁だけが焼くばかりで一口も食べない。私「どうして食べないの?」弟嫁「いつもの事なので…」私は会計伝票を見て、静かに携帯を出した
アキラのスカッと朗読放送室
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【あらすじ】実家に月二十万円の仕送りを十五年。四十四歳、独身、輸入雑貨の会社をやっています。決めたのは父が工場を辞めた年で、電話口の十秒で決めて、そのまま十五年、一度も金の行き先を聞きませんでした。聞かないことを親孝行だと思っていたのです。
二年ぶりに帰省した夜、母が焼肉に行こうと言いました。着いたのは駅の裏の、看板の出ていない店でした。母と弟は値段を見ずに注文し、弟嫁の美緒さんが焼く係を務めます。焼けた順に母の皿へ、弟の皿へ、父の皿へ、私の皿へ。三十分たって、私はあることに気づきました。美緒さんの前の皿だけが、白いままだったのです。
お肉食べないの、と聞くと、いつもの事なので、と返ってきました。私、こういう時に食べちゃいけないんです、と。母が続けます。嫁に外食なんてもったいないでしょう。だから手をつけるなって言ってあるの。当然でしょう。弟が笑い、父は黙って食べていました。
私は箸を置きました。声は出しませんでした。卓の端に伏せて置かれた伝票を引き寄せると、金額の下に会員番号と名前が印字してあります。鵜飼千秋。私の名前でした。私は、この店に来たことがありません。
その夜から、私は紙を集め始めました。十五年分の振込記録。六年分の給与明細七十二枚。実家の母に宛てた手紙七十二通。店の予約履歴五十四回。そして掛け売りの申込書には、私も美緒さんも知らなかった名前が、もう一つ書いてありました。
けれど、その紙が何を意味するのかを、このときの私はまだ知りません。
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0:00 白いままの皿と、笑う母
2:01 十五年、月に二十万円
7:07 焼く係は一口も食べない
11:03 伝票に私の名前があった
14:53 十五年で三千六百万円
19:05 契約の日、私はドイツ
22:18 給料十四万八千円の行き先
32:34 五十四回、来店はゼロ
36:49 六年ぶん七十二通の手紙
43:53 弁護士が決めた三行
47:52 花が替わる日を数える
58:26 掛け売り百二十八万四千円
1:05:30 保証人の欄は誰の名前か
1:10:45 父「わしは、知っとった」
1:17:28 弟嫁が離婚したいと言った
1:27:34 婦人会を降ろされた母
1:46:18 一枚目を、自分の皿に
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アキラのスカッと朗読放送室では、悔しさを飲み込んできた主人公が、自分の人生を取り戻していく物語をお届けしています。作業中や就寝前のお供に、ゆっくりお聞きください。
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この物語はフィクションです。登場人物・団体名・地名はすべて架空のものです。
台本の作成にはAIを使用し、人が確認・編集しています。
音声は合成音声です。
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