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好きだから近づきたい。でも近づくほど逃げたくなる理由【愛着障害】

心の余白ラボ

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好きだから近づきたい。でも近づくほど逃げたくなる理由【愛着障害】

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好きだから近づきたい。でも近づくほど逃げたくなる理由【愛着障害】 ----------------------------------------------------------------- 好きな人が近づいてくるほど、なぜか怖くなる。誘われると嬉しいのに、気づいたら断っている。仲良くなりかけると、自分から距離を置いてしまう——この感覚に、覚えがある人は少なくないと思います。 これは性格の問題でも、意志の弱さでもありません。人間心理の観点から見ると、この反応には明確な理由があります。 心理学では「恐れある愛着スタイル(Fearful Avoidant Attachment)」と呼ばれるこのパターンは、かつて誰かを深く愛して、それでも傷ついた経験から生まれる、非常に正直な学習反応です。脳が「近しい人=痛みの可能性」として記憶してしまうことで、好きな人の前でも警戒モードに入ってしまうのです。 人間心理を専門的に研究してきた神経科学の分野では、この状態を「扁桃体の誤作動」として説明します。2012年のジュネーブ大学の研究でも、恐れある愛着を持つ人は親密な場面で脅威反応と同じ脳の動きを示すことが確認されています。 ポリヴェーガル理論(Stephen Porges, 1994)が示すように、「安全を感じる神経」は経験によって育てられます。つまり、このパターンは固定されたものではなく、少しずつ更新していくことができる——これが、人間心理と脳科学が私たちに教えてくれる、最も大切なことのひとつです。 あなたが距離を置いてしまうのは、相手のことが嫌いだからでも、関係を壊したいからでもない。人間心理の深いところで、あなたの体がまだ正直に、かつての痛みを覚えているだけです。 仲良くなるほど怖くなる人は、愛することが怖いのではありません。愛した後に訪れた痛みを、体がまだ覚えているだけ——そのことを、人間心理と脳科学の言葉で、今日はひとつひとつ紐解いていきます。 ----------------------------------------------------------------- <免責事項> 本チャンネルは、脳科学や心理学に基づく一般的な情報をわかりやすくお届けするものであり、診断や治療を目的とした医療行為の代替ではありません。心身の不調を感じる場合は、専門の医療機関へご相談ください。 #人間心理 #脳科学 #心理学