【オリジナル曲】金木犀のせいにして
りゅーみん(ryumiin)
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【オリジナル曲】金木犀のせいにして
59 просмотров · 13 дн. назад
りゅーみん(ryumiin)
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曲がり角の少し手前で、
まだ花も見えていないのに
甘い匂いだけが先に届く。
忘れたつもりだった人も、
もう戻らない季節も、
金木犀の香りがすると
少しだけ近くなる気がします。
会いたいわけじゃない。
戻りたいわけでもない。
それでも、あの頃の空気だけは
今もどこかに残っている。
そんな秋の寂しさと、
香りに結びついた恋の記憶を曲にしました。
夕暮れの風のように、細く長く残る音になっていたら嬉しいです。
聴いてくださってありがとうございます。
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📝 Lyrics / りゅーみん
🎸 Vocal / Music:りゅーみんAI/suno
🎨 Illustration:AI
金木犀が咲いていた
まだ姿も見えないのに
曲がり角の少し手前で
甘い匂いが先に来た
乾いた風に混ざって
髪のあいだを抜けていく
息を吸うたび 胸の奥に
去年の夕方が入り込む
きみの名前を呼ぶほど
子どもじゃなくなったけど
忘れたふりが上手くなるほど
匂いだけ鮮明になる
金木犀のせいにして
今日は少しだけ立ち止まる
甘すぎる風を吸い込んで
きみのいない秋を思い出す
喉の奥に残るような
やわらかい橙の匂い
好きだった香水よりずっと
きみのことを連れてくる
駅まで歩いた夜とか
袖が触れたこととか
大事だったはずの言葉より
夕方の匂いだけ残ってる
どんな顔だったっけ
どんな声だったっけ
記憶は少しずつ薄れるのに
香りだけ古くならない
金木犀のせいにして
少し遠回りして帰ろう
冷たい空気の底のほうに
まだきみがいる気がした
甘いものほど
あとから苦くなるのなら
この花は少しずるいね
毎年ちゃんと咲いてしまう
ポケットの中 冷えた指
遠くで電車の音がして
橙色の小さな花が
夜の手前で揺れている
もう戻りたいわけじゃない
もう待っているわけでもない
ただ
息をするたび
きみがいた季節だけ
まだ匂いがする