枠順の有利不利|内枠と外枠、データではどちらが得か
おーかの競馬サイエンス
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枠順の有利不利|内枠と外枠、データではどちらが得か
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「内枠が有利」。競馬でよく言いますよね。
勝率で見ると、芝では確かにそのとおりでした。でも回収率で見ると、枠による差はほとんど残りません。
有利さが、そのままオッズに消えてしまうからです。
そこに、前走の脚質をひとつだけ足します。それだけで、単勝の回収率が100%を超える枠が見つかりました。2015年からのJRA平地38,760レース・54万走を調べています。
■ 今回見つけた条件
・ダートの7枠・8枠 × 前走が逃げ 5,065走・勝率12.1%・単勝88%(内枠66%・中枠73%)
└ 東京ダート 652走・単勝111%(1600m 119%/1400m 113%)
└ 京都ダート1400m・1800m 456走・単勝156%(1800m 181%/1400m 120%)
・芝の1枠・2枠 × 前走が逃げ・先行 18,814走・勝率9.8%・単勝83%(外枠77%・中枠76%)
└ 阪神芝 2,337走・単勝112%(2000m 163%/1600m 118%/1200m 111%/1400m 106%)
└ 札幌芝 958走・単勝123%(1200m 136%/1800m 129%〔146走〕/2000m 125%)
■ 使い方
・ダートのレースで7枠・8枠の馬を見つけたら、前走が逃げだったかを見る
・芝のレースで1枠・2枠の馬を見つけたら、前走が逃げか先行だったかを見る
・東京と京都のダート、阪神と札幌の芝なら、なおさら
■ 「内枠有利」を回収率で見ると
・芝の勝率 1枠7.6%から8枠7.0%まで、順番に下がります。16頭立てだけで比べても同じ形でした
・ダートの勝率 逆向きです。1枠6.4%に対して、8枠は7.8%
・ところが回収率 芝は内枠74%・外枠71%、ダートは内枠71%・外枠74%。出ている馬を全部100円ずつ買ったときの73%のまわりに固まります
■ 目次
0:00 「内枠有利」は本当か
0:30 ごあいさつ
1:20 内枠・外枠の決め方と、調べた範囲
2:01 勝率では通説どおり。でも回収率だと消える
4:00 足すのは、前走の脚質ひとつだけ
4:58 ダートの外枠 × 前走逃げ
6:21 東京ダート 単勝回収率111%
7:51 京都ダート1400m・1800m 単勝回収率156%
9:20 芝の内枠 × 前走逃げ・先行
10:35 阪神芝 単勝回収率112%
12:11 札幌芝 単勝回収率123%
14:01 まとめ 覚えるのは4つだけ
■ 集計の条件
・対象 JRA平地の全レース(障害競走は除く)。取消・除外は集計から外しています
・期間 2015年1月〜2026年8月(38,760レース・54万走)
・内枠と外枠 1枠・2枠を内枠、7枠・8枠を外枠。3-6枠は比べるための基準として使っています
・前走の脚質 前のレースのコーナー通過順から判定しています。今走の位置取りは買う前に分からないため使いません
・回収率 該当する馬に毎回100円ずつ買ったものとして、確定した払戻から計算しています
・馬場 芝とダートは分けて集計しています
・オッズ 確定オッズで集計しています。締切直前のオッズとは一致しません
・表示 回収率は整数へ丸めています
・検証 2021年までで調べ、2022年以降でもう一度確かめています
■ 見るときの注意
・過去データの集計です。将来を保証するものではありません
・馬券の購入を勧めるものではなく、馬を選ぶ材料のひとつとして紹介しています
・回収率だけでなく、母数も合わせて見てください。とくに札幌1800mは146走と少なめです
・阪神芝は2022年以降だけで見ると97%で、100%をわずかに下回ります
・京都ダートは年ごとの振れ幅が大きい条件です
■ このチャンネルについて
おーかの回収率図鑑|競馬データ
競馬好きのデータサイエンティスト「おーか」が、過去データから回収率100%を超えている条件を見つけて、初心者にも分かる形で紹介していきます。
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