Катюша(カチューシャ)~歌は風にのって~ | ELFIN Heritage
Crea Shepherd @ Club ELFIN in Second Life
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Катюша(カチューシャ)~歌は風にのって~ | ELFIN Heritage
169 просмотров · 2 нед. назад
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1938年に生まれ、やがて世界中で歌われるようになった《Катюша(カチューシャ)》。
詞を書いたのはロシアの詩人 Mikhail Isakovsky(ミハイル・イサコフスキー)、曲を書いたのは作曲家 **Matvei Blanter(マトヴェイ・ブランテル)**です。原詩に描かれるのは、リンゴと梨の花が咲き、川に霧が流れる春の日。高い川岸に現れた少女カチューシャは、遠く離れた愛する人を想い、歌います。
戦争の歌として生まれた作品ではありません。《Катюша》が発表されたのは1938年。第二次世界大戦以前の作品です。その後、戦時下でさまざまな替え歌や物語をまとい、故郷、愛する人、希望を想う歌として広く歌われるようになりました。
けれどELFINが今回、最も長い時間をかけて考えたのは、歴史ではありませんでした。
「カチューシャとは、いったいどんな少女なのだろう。」
強い少女なのか。
寂しい少女なのか。
恋人を待つ少女なのか。
原作を何度も読み返して、私たちが見つけたカチューシャは、もっと素朴な少女でした。
川辺に立ち、春の景色の中で歌う。
離れた人を想う。
そして、自分の歌がその人のところまで届くことを願う。
だから、この作品では彼女を英雄にはしませんでした。
かわいい少女 Катюша。
けがれない少女 Катюша。
その小さな歌声から、物語を始めました。
―― 一音一音、旋律とことばを合わせる。
今回、もう一つ大切にしたことがあります。
それは、日本語の歌詞を「意味」だけで作らないことでした。
《Катюша》には、長い年月を生き抜いてきた強い旋律があります。
そこへ日本語を置く以上、言葉の意味が正しくても、旋律の呼吸を壊してしまえば、それは私たちが目指すカバーではありません。
「か・わ・い・い・しょう・じょ――」
どの音に、どの母音を置くのか。
どこを伸ばすのか。
どこで言葉を切るのか。
アクセントが旋律に逆らっていないか。
一音一音、実際に旋律へ乗せながら考えました。
何度も歌詞を書き直し、削り、また戻しました。
その結果たどり着いたのが、
「かわいい少女 Катюша」
から始まる、この作品の日本語でした。
―― 原曲を再現するだけでは終わらせない
しかし、この曲にはもう一つ、やりたかったことがありました。
原曲の中でカチューシャが放った「歌」を、その先へ旅立たせることです。
そこで《Катюша ~歌は風にのって~》は、五つの場面を持つ一つの物語として構成しました。
第一部――川辺の少女
原曲《Катюша》の旋律とともに、一人の少女が歌い始めます。
第二部――風
その歌を春風が拾い、野原を越え、村へ運びます。
第三部――旅
歌は山を越え、海を越え、言葉の違う国へ旅を始めます。
第四部――平和
やがて、一人の少女の歌だったものが、人と人をつなぐ歌へ変わっていきます。
第五部――帰郷
世界を旅した歌は、最後にもう一度、春の川辺へ帰ります。
そしてそこには、最初と同じように、
カチューシャがいます。
―― Trust the People Who Love Peace
この作品の中心に置いた言葉があります。
Trust the People
Who Love Peace
平和を愛する人々を信じよう。
歌には国境がありません。
ある土地で生まれた歌が、別の国へ渡り、違う言葉で歌われ、また誰かの大切な歌になる。
《Катюша》自身が、まさにその道を歩いてきた歌でした。ロシアの文化資料でも、この作品は長い年月を経て国外にも広く知られる存在になったと紹介されています。カルチャー
だからELFINは、この名曲に新しい結末を付け加えるのではなく、
原曲の中ですでに飛び立っていた「歌」を、もう少し遠くまで運んでみたい。
そう考えました。
少女の声は風に乗る。
風は川を越える。
山を越える。
海を越える。
そして、どこかで誰かがその歌を口ずさめば、そこからまた新しい旅が始まる。
歌は今日も風に乗り、世界へ羽ばたいてゆく。
それが、ELFIN Heritage
**《Катюша ~歌は風にのって~》**です。
原作クレジット・作者への献辞
Original Song: “Катюша (Katyusha)”
Lyrics: Mikhail Isakovsky
Music: Matvei Blanter
Written: 1938
With deepest respect and gratitude to Mikhail Isakovsky and Matvei Blanter.
川辺で歌う一人の少女と、その歌に託された愛、希望、そして遠く離れた人を想う心。
時代も国境も越えて歌い継がれてきた《Катюша》というかけがえのない作品を遺してくださったお二人に、心からの敬意と感謝を捧げます。
私たちは原作に代わるものを作ろうとは考えていません。
生成AIは、原作に代わる存在ではありません。
私たちは、新しい楽器だと考えています。
その新しい楽器を使って、原作を壊すのではなく、原作を聴き、学び、敬意を払いながら、そこから新しい音楽へ育ててゆく。
この作品が、もう一度《Катюша》を聴く小さなきっかけになれば、これ以上うれしいことはありません。
Спасибо.
With love, respect, and peace.
Club ELFIN
ハッシュタグ
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今回の公開文には、あえて**「戦争で有名になったカチューシャ」より先に「1938年の川辺の少女カチューシャ」**を置きました。今回の作品が救い出したかったのは、まさにそこにいる少女だと思うからです。