マイナス7℃の北海道、寝たきりの縄文人は十数年どうやって冬を越したのか?
太古のヒト
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マイナス7℃の北海道、寝たきりの縄文人は十数年どうやって冬を越したのか?
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1月の朝はマイナス7℃、昼でも0℃前後。そんな北海道で、今から約4000年前、幼いころから手も足も動かなかった縄文人が、10代の終わりまで生きていました。寝たきりのまま、おそらく十数年。医者も、薬も、暖房もない時代に、いったいどうやって凍える冬を越えたのでしょうか。
※「十数年」は骨の成長から研究者が推定した年数です。「マイナス7℃」「昼でも0℃」は現在の1月の平均気温(近くの伊達市)、「寝返り4万回」は今の介護の目安(2時間おき)で10年分を数えた計算で、縄文時代の記録ではありません。
本動画では、北海道・内浦湾のほとりの貝塚から見つかった一体の人骨をもとに、真冬の一日を午前4時から追いかけます。太くならなかった骨が語る病気(ポリオが疑われています)、寝たきりの人の本当の敵、冬の海でとれた鳥、村が払った「時間」、「縄文人は30代で死んだ」という思いこみ、そして墓に入れられた石の銛先まで解説します。
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【タイムスタンプ】
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0:00 午前4時:交代の時間——マイナス7℃、十数年の寝たきり
2:08 夜明け前:太くならなかった骨——疑われた病気
4:38 朝:見えない敵——寝返り4万回
6:29 昼:冬の海はにぎやか——1月の海鳥
8:21 夕方:村が払ったもの——縄文人は30代で死んだ?
10:33 夜:そして最後に——墓の中の銛先
11:52 そして今——午前4時の介護
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【見どころ】
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・腕と脚の骨だけが、枝のように細い——骨が「十数年」を語る理由
・「数年」の寝たきりが、調べ直して「十数年」になった
・65年ほど前、日本最大のポリオ流行は北海道から始まった
・寝たきりの人のいちばんの敵は、寒さでも空腹でもなく「自分の寝床」
・今の目安で数えると、寝返りは10年で4万回以上
・1月だからこそ獲れた、冬の海の鳥
・「15歳からの残りの人生」は16年? それとも32年?
・一度も狩りに行けなかった人の墓に、なぜ狩りの道具が?
・午前4時に起きて誰かの体の向きを変える——4000年前から続く仕事
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【参考資料】
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・鈴木隆雄・峰山巌・三橋公平(1984)「北海道入江貝塚出土人骨にみられた異常四肢骨の古病理学的研究」人類学雑誌 92(2)
・北海道・北東北の縄文遺跡群「入江・高砂貝塚」パンフレット
・江田真毅ほか(2026)「入江貝塚C地点貝塚出土鳥類遺体の再検討」北大考古学研究室研究紀要 5
・長岡朋人ほか(2008)Did the Jomon people have a short lifespan? Anthropological Science 116(2)
・WHO「Poliomyelitis」ファクトシート
・神奈川県衛生研究所「ポリオ」
・気象庁「過去の気象データ」平年値(伊達)
このチャンネルでは、先史時代の人類がどう生き、食べ、眠り、危機を越えたのかを、考古学と人類史の証拠からたどります。
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