【感動する話】姉の代わりに貧乏な和菓子職人へ嫁いだ私。1年後、夫と旅館へ行くと姉と再会…姉「貧乏夫婦が来る場所じゃない」→直後、女将が夫に頭を下げると姉がガクガク震えだし…【泣ける話・いい話・朗読】
涙のひと駅
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【感動する話】姉の代わりに貧乏な和菓子職人へ嫁いだ私。1年後、夫と旅館へ行くと姉と再会…姉「貧乏夫婦が来る場所じゃない」→直後、女将が夫に頭を下げると姉がガクガク震えだし…【泣ける話・いい話・朗読】
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涙のひと駅
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ご視聴いただき、ありがとうございます。
「涙のひと駅」では、日々の中でふと出会う小さな優しさや、
人生のどん底から少しずつ立ち上がっていく物語を、朗読形式でお届けしています。
聴き終えたあと、心にそっと灯りが残るような作品を目指して、一つ一つ丁寧に制作しています。
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【本日のお話】
女性「貧乏夫婦が来る場所じゃない」
磨き上げられた玄関の板の間にその声はよく響いた。
言ったのは髪をきれいに巻いた女性だった。
淡い色のワンピースに細い金の腕時計をしている。
私より3つ年上の姉だった。
そこは老舗の旅館の玄関だった。
天井が高くて太い梁が黒く光っている。
生けられた花の匂いと畳の匂いがした。
私は紺のワンピース1枚で荷物は小さなボストンバッグがひとつきりだった。
隣に立っている夫は地味なグレーのジャケットを着ていた。
腕時計はしていない。
靴は履き慣れたものだった。
姉は私たち2人を上から下まで見て、口の端だけで笑った。
姉「あんた、場違いよ」
私は何か言い返そうとして言えなかった。
胸のあたりが冷たくなって足の裏が板の間に貼りついたようになった。
そのとき廊下の奥から衣ずれの音がした。
着物の女性がこちらへ歩いてくる。
姉がすっと背筋を伸ばした。
自分たちを迎えに来たのだと思ったのだろう。
私はまだ何も分かっていなかった。
夫のことも、この1年のことも、自分がしてきたことの意味も何ひとつ分かっていなかった。
ぜひ最後までお楽しみください。
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※本動画は、エンターテインメントを目的としたオリジナル朗読作品です。
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