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残香

めいたろ

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残香

8 просмотров · 2 недели назад
めいたろ
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今日も遅くまで灯りの下にいて ほどけない一日を鞄にしまい込む 少し遠回りして馴染みの店へ入る 冷めかけの coffee と窓に滲む夕暮れ ふとした瞬間に季節の匂いがして 忘れたつもりの景色が静かに戻ってきた 記憶というものは不思議なもので しまった場所とは違うところから顔を出す あの日の余白に風が吹いただけ それだけなのに胸の奥が少し揺れた もう色褪せたはずの古いフィルムみたいに 触れれば消えそうな淡い afternoon 窓際の空席に西日が落ちている いつか見た景色と少しだけ似ていた あの頃の癖なのか砂糖をひとつ入れた 甘すぎる気がして静かに笑ってしまう 街はいつの間にか知らない顔が増えて 変わらないものなんて案外少ないらしい それでもなぜだろう消えないものがある 忘れることより馴染んでいくように あの日の余白に風が吹いただけ それだけなのに胸の奥が少し揺れた 古いページの隅に残ったインクみたいに 滲んだままの色がまだ消えない もしもなんて言葉はもう似合わないけれど 違う季節を選んでたらどんな色だったろう そんなことを考えて少しだけ笑って 窓の外へ視線を戻す空はもう青い あの日の余白に夜が降りてくる 今となればもうそれも悪くはない 苦さも甘さも全部時間に溶けていけばいい 名前のない記憶をそっとしまうように coffee を飲み干して席を立つ 帰り道の風が少し冷たかった また作曲させていただきましたのでドライブやちるいひと時のお供に。