「都踊」宮城道雄作曲【上智大学箏曲部 第58回定期演奏会】
上智大学箏曲部
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「都踊」宮城道雄作曲【上智大学箏曲部 第58回定期演奏会】
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2025年 12月27日(土)、練馬区文化センター小ホールで開催された上智大学箏曲部 第58回定期演奏会の動画です。
『都踊』
宮城道雄作曲
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《歌詞》
大堰川 せゞのもみぢか かめ山の岩根のなみか
あつまれば ちりてみだれて みだるれば
またつらなりて 春風に舞ふは蝶 夜あらしに散るは花
花ならば まだつぼみなる乙女子の
いづれいろかの 姉か妹か 花かもみぢか
《解説》
『都踊』は、大和田建樹の詩集『雪月花』に収録された詩を歌詞として、一九一五年に宮城道雄が朝鮮の仁川に滞在していた頃に作曲された曲です。作曲された当初は三絃四部、歌四部で編成されていましたが、大正時代の終わり頃に歌、三絃、箏二部、尺八という現在の編成に変わったと言われています。
曲の構成は、前弾、前唄、手事、散らし、後歌となっていて、所々で箏低音、三絃、尺八の掛け合いがみられます。一方で箏高音は他のパートとは独立して、曲全体を装飾するように都踊りの鈴の音を連想させる細かい高音を刻みます。また、箏低音の一の黄鐘の音から箏高音の巾の壱越の音までその幅は三オクターブ以上あり、音域が広いこともこの曲の特徴です。
この曲の題材となった都踊りは、京都の祇園で毎年四月に開催される行事であり、俳句の春の季語にもなっています。高浜虚子や久保田万太郎、吉井勇などの数々の文人がその情景を短歌や俳句に詠みました。
小鼓を打つ手のそろふあでやかさ君もまじりておはすめでたき
春の夜は踊がへりの舞姫のなかにまじりてわれもかへりぬ
これらの歌は、吉井勇が歌集『祇園歌集』の中で詠んだ、都踊りを題材とした歌です。このように、都踊りは古くから人々に春の風物詩として親しまれてきました。
今回は、私たち二年生にとって、定期演奏会における初めての学年曲となります。春というにはまだまだ早い季節ですが、一足早く春の訪れを感じられるような演奏にしたいと思います。色とりどりの着物をまとった芸妓・舞妓たちが、花のよう舞い踊る情景を浮かべながらお聴きください。
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今回の定期演奏会は以下のような曲目で行いました。
1.さしそう光 宮城道雄作曲
2.長持唄・八木節 坂田誠山編曲
3.すりばち・れんぎ・せっかい
すりばち 油屋茂作作曲 里石作詞
れんぎ 作曲者不詳
せっかい 作曲者不詳
4.都踊 宮城道雄作曲
5.初鶯 宮城道雄作曲
6.日本の小箱 藤井凡大編曲
7.神楽初 古林検校作曲
8.虫の武蔵野 宮城道雄作曲
9.春の賦 宮城道雄作曲
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〇撮影・編集
立教大学Bilder. 小林大起 祢津遼平
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00:00 解説
3:23 演奏