大人になるまで約150年。ニシオンデンザメはなぜ約400年も生きるのか【ゆっくり解説】
アニマルマニアずんだもん【ずんだもん解説】
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大人になるまで約150年。ニシオンデンザメはなぜ約400年も生きるのか【ゆっくり解説】
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アニマルマニアずんだもん【ずんだもん解説】
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100歳でも、まだ大人になっていないかもしれない。
北の冷たい海には、約400歳と推定されたサメがいます。
その名は、ニシオンデンザメ。
メスが繁殖できるようになるまで、約150年かかると推定されています。
でも、生まれた時から見ていた人もいないのに、どうして年齢が分かるのでしょうか?
目の奥に残る記録、16年でわずか8cmという成長、ゆっくり泳ぐ巨大な体。
そこからDNAと心臓の研究をたどると、「長生きするなら、ずっと若いはず」というイメージが変わってきます。
ずんだもんと四国めたんが、長寿の手がかりと、その長い時間が弱点にもなる理由を解説します。
▼この動画でわかること
・約400歳という年齢を、目のレンズから推定した方法
・大人になるまで約150年かかるサメの成長
・時速約1.2kmのサメが、アザラシを食べる謎
・低い代謝だけでは説明しきれない長寿
・DNAと心臓の研究から見えてきた、長く生きる体の特徴
・長生きできても、減った数がすぐには戻らない理由
■ タイムスタンプ
00:00 プロローグ|100歳のカメより、まだ若い?
01:03 第1章|目の奥に、生まれた時代が残っていた
03:15 第2章|16年ぶりに会ったら、8cmしか伸びていない
04:28 第3章|50mに約2分半。それでアザラシを食べる?
06:49 第4章|冷たい海にいれば、長生きできる?
08:04 第5章|400年生きる体のDNA
09:44 第6章|心臓は若いままではなかった
11:33 第7章|150年は、やり直せない
13:00 第8章|長生きは、時間が止まることではない
■ 補足(研究で分かっていること・未解明のこと)
・「約400歳」は、2016年の研究で最大個体に示された推定年齢392±120歳を丸めた表現です。272〜512歳という95.4%確率範囲があり、すべての個体が400年生きるという意味ではありません。
・「大人になるまで約150年」は、同研究によるメスの性成熟年齢の推定(少なくとも156±22歳)を丸めた表現です。150年間ずっと子どもの姿という意味ではありません。
・「16年で8cm」は再捕獲された1個体の記録です。泳ぐ速さや必要な餌の量も、すべての個体に共通する固定値ではありません。
・眠るアザラシを襲うという説明は仮説です。胃の中身だけで捕獲方法を断定することはできません。
・DNAの特徴と長寿の関係、老化の跡がある心臓で働きを保つ仕組みには、未解明の部分があります。長寿の原因がすべて解明されたわけではありません。
■ 参考資料
【年齢・性成熟の推定】
Nielsen et al.(2016)Science
Eye lens radiocarbon reveals centuries of longevity in the Greenland shark (Somniosus microcephalus).
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27516...
【成長の記録】
Fisheries and Oceans Canada「Greenland shark」
https://www.dfo-mpo.gc.ca/species-esp...
※成長の記録を参照。年齢・性成熟は上記2016年論文に基づきます。
【泳ぐ速さ・捕食の仮説】
Watanabe et al.(2012)Journal of Experimental Marine Biology and Ecology
The slowest fish: Swim speed and tail-beat frequency of Greenland sharks.
https://doi.org/10.1016/j.jembe.2012....
【必要な餌の量の推定】
Ste-Marie et al.(2022)Journal of Experimental Biology
Life in the slow lane: field metabolic rate and prey consumption rate of the Greenland shark modelled using archival biologgers.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35258...
【代謝と水温】
Ste-Marie et al.(2020)Scientific Reports
A first look at the metabolic rate of Greenland sharks in the Canadian Arctic.
https://www.nature.com/articles/s4159...
【ゲノム・長寿に関わる可能性のある遺伝子】
東京大学大学院農学生命科学研究科(2026年5月20日)
「400年生きる謎に挑む――脊椎動物最長寿命種ニシオンデンザメのゲノムを解読――」
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/to...
関連論文:Yang et al.(2026)PNAS
https://doi.org/10.1073/pnas.2601272123
【心臓の老化】
Chiavacci et al.(2026)Aging Cell
Resilience to Cardiac Aging in Greenland Shark Somniosus microcephalus.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles...
【混獲・個体群の回復への懸念】
COSEWIC(2025)Greenland Shark: assessment and status report
https://www.canada.ca/en/environment-...
今回、いちばん驚いた数字や発見は何でしたか?
気になる生き物のリクエストと一緒に、ぜひコメントで教えてください。
■ 音声クレジット
VOICEVOX:ずんだもん/四国めたん
https://voicevox.hiroshiba.jp/
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