なぜIQが離れると話がかみ合わないのか IQ85・100・115・130の会話【心理学】
ナゼなのCH
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なぜIQが離れると話がかみ合わないのか IQ85・100・115・130の会話【心理学】
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職場で、同じ手順を同じ相手に説明するのは三度目。それでも、また同じ所が違っている。「IQが20〜30違うと、会話が成り立たない」という話も耳にする。では、IQが離れると、なぜ話はかみ合わなくなるのか。
IQ85・100・115・130の違い、同じ職場の人との離れ方、「30違うと通じない」の出どころ、会話の何が違うのか、IQが近ければ通じるのか、家族なら通じるのか、の順に見る。
アメリカの職場の訓練の資料(大勢を調べた傾向)で見ると、IQが離れると、説明の届きやすい形がずれてくる。ただ、ドイツの子どもの研究では、よく知っている分野の話なら、点の差より知っていることの差の方が効いていた。そして、アメリカの夫婦の実験では、いくつもの意味に取れる短い文だと、配偶者とでも他人と同じくらいの割合でしか伝わらなかった。
▼チャプター
0:00 冒頭
1:06 第1章 IQ85・100・115・130は、どれくらい違うのか
2:11 第2章 同じ職場の人とは、どれくらい離れているのか
3:11 第3章 「IQが30違うと、話が通じない」は、本当なのか
4:25 第4章 IQ85・100・115・130では、会話の何が違うのか
6:45 第5章 IQが近ければ、話は通じるのか
8:09 第6章 IQも近い家族なら、話は通じるのか
9:51 まとめ
▼数と計算
IQは平均100・標準偏差15の物差しで、「1目盛り」(15点)はこのチャンネルの言い方です。85〜115に約68%・130以上に約2.3%(40人に0.9人)は正規分布で計算した理論の割合で、実際の人を数えたものではありません。「20〜30違う」は1.3〜2.0目盛りです。
2章の幅は Gottfredson(1997)p.90 の、アメリカの職業のデータを著者がIQに直した値です(平均的な仕事で、就く人の真ん中の3分の2が15〜17点の幅)。
4章の教わり方は同じ論文の Figure 1(Wonderlic 社の1992年の資料)で、アメリカの職場の訓練の集団の傾向です。帯は80〜95・93〜104・100〜113・113〜120・116以上で重なり、100は2つの帯に入ります。
5章は Schneider ら(1989)の実験1:ドイツの小3・小5・中1の576人。言葉の知能テストを中央値で上下に分け、話は録音で聞き、文字も見られる形でした。
6章の「3分の1あまり」はこのチャンネルの計算です。点の相関(きょうだい0.47・親子0.42=Bouchard & McGue、夫婦0.44=Horwitz ら)と正規分布で、差の標準偏差=15×√(2×(1−相関))とすると、30点以上離れる組は家族5.2〜6.3%・他人15.7%。親子の検査や世代の違いは入れておらず、相関の値で大きく変わる目安です(夫婦を0.33にすると他人の約半分)。
夫婦の実験は Savitsky ら(2011)の研究2b:アメリカの夫婦24組(結婚して平均14.4年)・英語の文。この実験は夫婦の点を測っていません。
▼この動画について
IQの帯ごとの話は大勢を調べた傾向で、一人ひとりの点や話し方を言い当てるものではありません。手軽に出せるネットの診断の数字は、この物差しで出した点とは限りません。
4章の手順の場面への置き換えと、締めの「いちばん大きなずれ」は、資料の結果ではなくこのチャンネルの考えです。医療や診断の助言ではありません。
▼参考文献
1. Gottfredson, L. S. (1997). Why g matters. Intelligence, 24(1), 79-132. https://www1.udel.edu/educ/gottfredso...
2. Hollingworth, L. S. (1942). Children Above 180 IQ Stanford-Binet. https://www.gutenberg.org/ebooks/47403
3. Schneider, W., Körkel, J., & Weinert, F. E. (1989). Domain-specific knowledge and memory performance. Journal of Educational Psychology, 81(3), 306-312. https://doi.org/10.1037/0022-0663.81....
4. Bouchard, T. J., & McGue, M. (1981). Familial studies of intelligence: A review. Science, 212, 1055-1059. https://doi.org/10.1126/science.7195071
5. Horwitz, T. B., et al. (2023). Evidence of correlations between human partners. Nature Human Behaviour, 7, 1568-1583. https://doi.org/10.1038/s41562-023-01...
6. Savitsky, K., et al. (2011). The closeness-communication bias. Journal of Experimental Social Psychology, 47, 269-273. https://doi.org/10.1016/j.jesp.2010.0...
▼クレジット
ナレーション:AIの合成音声(Google Gemini)
BGM:Suno で生成(このチャンネル用)
挿絵:画像生成AIで作成(実在の人物ではありません)