5106K - 結の花弁、凛の月
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5106K(こうとうむけい)です。
叶わぬ恋。主従の関係である故に。
変えることはできず、ただ、側にいることを感じるだけ。
★この音楽・イラストは商用利用可能な生成AIを使用し、歌詞は自作となります。
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誰よりも
親よりも
近いあなたが
誰より遠い
手折られぬ強さが憎い
簡単に折れ枯れたなら
あなたの手を取れただろうか
仮定の話に意味はない
襟を正し歩くその後ろ
姿を見ることもかなわず
白粉の香りだけわかる
それだけが支えている
高嶺の花などと
誰が言い出した
花芯は誰よりも
弱い白椿
結の花弁、凛の月よ
届かないほど美しく
幾度も、幾度も
惹かれ、焦がれていく
近くあるのに触れられぬ
交わす言葉も少なくて
湖面の月より
遥か遠い
春が来て、夏が来て
やがて秋に冬へと
移り、変わりゆく
私は変われないというのに
去り行く季節を
追うのに似ている
あの人の背中を
ただ目で追うばかり
在ることが家の務め
ただ美しく咲くことを
求められる仮初を
やがて人知れず朽ちようと
結の花弁、凛の月よ
あなたの後ろ姿も
輿入れという名の
霧へと霞んで
追いかけることも
とめることも かなわず
ただ静か散るのを知り
そっと、手を放した
白椿
凛と咲く花の内
未だ、誰も知らず
美しく
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