名匠ケン・ローチの幻の傑作!11月14日(金)公開『石炭の値打ち』予告編
【映画製作・配給会社】スモモ公式チャンネル
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名匠ケン・ローチの幻の傑作!11月14日(金)公開『石炭の値打ち』予告編
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のちに『麦の穂をゆらす風』(06)、『わたしは、ダニエル・ブレイク』(16)でパルムドールを2度受賞するイギリスの名匠ケン・ローチが、1977年にBBCのドラマ枠「プレイ・フォー・トゥデイ」のために制作したテレビ映画「石炭の値打ち(The Price of Coal)」は、二部構成の社会派ドラマ。1969年に公開された映画『ケス』に続く、脚本家バリー・ハインズとのタッグ作品で、英国社会の象徴でもあった炭鉱という労働現場を舞台に、皇太子の視察訪問に右往左往する人々をコメディ調で描く第一部と、一転してハードでシリアスな第二部の二部構成で、炭鉱の人々の暮らしと人生がじっくりと描き出される。
はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.27」で上映された際には、満席となり上映終了後には拍手喝采に包まれた。日本では未ソフト化・未配信のため見逃されていたケン・ローチ監督の最高傑作の一つである大作『石炭の値打ち』が遂に劇場初公開を果たす。
<作品概要>
第1部「炭鉱の人々(Meet the People)」は、イギリス皇太子の炭鉱訪問を控えた炭鉱町が、急ごしらえの“演出”とも言えるような清掃や修繕をして、労働者たちが公式行事のためだけに動員される過程を、ユーモアとアイロニーを交えて描く。炭鉱の実態には見て見ぬ振りをし、形ばかりの体裁を整える当局の姿勢と、それに翻弄される労働者たちの姿には、階級社会の構造的な滑稽さと暴力性が鋭く映し出されている。
第2部「現実との直面(Back to Reality)」では、一転して、炭鉱労働における労働者への人権軽視と管理体制のずさんさが引き起こす事故の悲劇を、淡々と、痛切に描写していく。死と隣り合わせで働く炭鉱夫たちと、その悲劇に直面した家族たちの現実に、観客は否応なく向き合うことになる。劇的な煽りが無い、そのリアリズムゆえに観る者の胸に深く突き刺さる。
<クレジット>
監督:ケン・ローチ 脚本:バリー・ハインズ 出演:ボビー・ナット、リタ・メイ
1977年|イギリス|原題:The Price of Coal:Part1-Meet the People / Part2-Back to Reality|168分(第一部77分 / 第二部91分)|日本語字幕:岡俊彦| 配給:スモモ ©Journeyman Pictures
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