朝凪の頼り(あさなぎのたより)
音の丸
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朝凪の頼り(あさなぎのたより)
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音の丸
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歌詞
朝よ 朝よ
まだ 急がないで
君への便りが 手の中にある
夜の名残を 抱いた川辺
薄い霧だけ ほどけていく
書いては消した 短い言葉
折り目の奥に 隠していた
「元気でいて」と 書けたのなら
それだけでいいと 思えたなら
渡せないまま 重ねた夜も
少しは軽く なるのかな
水面を渡る 白い風
昨日の月を 連れてゆく
名前を呼べば 戻れそうで
唇だけを 閉じている
流れてゆけ 朝凪の便り
届かなくても 嘘じゃないから
君を好きだった そのすべてを
今日の光へ ほどいてゆく
さよならさえ まだ上手に
言えない私で かまわない
川の向こうに 明日があるなら
泣いたままで 歩いてみる
石の階段 濡れたままで
昨夜の影を 映している
君が笑った あの季節だけ
胸の中から 消えてくれない
知らない街で 同じように
君も朝を 見ているのかな
聞けないことが 増えるたびに
優しい嘘を 覚えていく
遠くを渡る 始発の音
眠れぬ町を 起こしてゆく
もう会えなくても 好きだったと
心の中で 言ってみる
流れてゆけ 朝凪の便り
届かなくても 嘘じゃないから
君を好きだった そのすべてを
今日の光へ ほどいてゆく
さよならさえ まだ上手に
言えない私で かまわない
川の向こうに 明日があるなら
泣いたままで 歩いてみる
忘れるためじゃない
抱えたままでも
進めることを
知りたいだけ
流れてゆけ 朝凪の便り
君のいない空へ 手を放す
戻れない日々も 愛したことも
消さないままで 生きてゆく
さよならを 風に預けて
初めて朝を 見上げたよ
川の向こうに 光があるから
私は今日を 選んでゆく
朝よ 朝よ
もう 急いでいい
空になった手が 少し温かい