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ガセネタ - 社会復帰メドレー

Yuki Oba

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ガセネタ - 社会復帰メドレー

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Yuki Oba
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ステージへ立つ度毎に罵声とゴミクズと嘲笑がとんでくるのは毎回のおきまりごと。演奏がはじまるともう何もわからなくなる。それはもう歌じゃない、音楽じゃない、ましてやメロディーや言葉やリズムなんかじゃない。悪くなって行くこと、どうしようもなく、いかなるあがきも居直りも狡猾さも少しのかいさえなしにただいたずらに崩れ流れて、無限大に拡大する不安と恐怖の中に、惨めさのなすすべもなしに広場の王子。そんな現在をただ拡大しただけの等身大のロック・バンド。 そんなバンドがガセネタだ。 「社会復帰」 作詞・山崎春美 作曲・大里俊晴 ダンスホールの光を浴びて 泥酔したキリストがやってくる 銀メッキの十字架を抱きしめ 地上を這いずり回る ぼくらは裸足だった あったかい 布織りの靴下欲しさに 道行く誰彼 お構いなしに 靴の裏やよだれを舐めた 明日ばかりか 今日もなくなり 彼方どころか 此処も見えない のっぺらぼうの その日暮らしの それでも たまに巡り倒れる 脱ぎ捨てられた 観念の上着 あらわれたのは ただの白黒画像だった 口々に侮辱の唾を吐きつけ 僕らは橋の上で別れた はだか そのままの心臓を 砂利だらけの地べたを引きずり 血まみれの海の中で かすかに今日を果たしあう もはや朝もなく夜もなく 不気味な針金の電線が 幾重に巻き付くジャングルに ぼくらの避妊を跨ぎ越える ぼくらは四方八方で 別々にピストルをぶっぱなす ずれた半身と半身がよじれ あちらこちらに 穴が空いた いつになくリアルに浪はざわめき 指物師の冷たい指が哄う 真実と玩具がごちゃまぜになって がらくた市に売り飛ばされる 海底のような暗い閃きに 間違って感光させた白色フィルム 黒板に光るキラキラした瞳の 重たい夢の海に溺れそう 軽くウェーブのかかった 中近東のどこかの王子の髪型 透き通るひとつの願いはただ 涙と太陽の王国 歩ける日々を遠く思い リハビリテーションに励む 嫌な畦道を斜めに進んで それで救われましたか?