Перейти к содержимому

船員不足でフェリー減便 “島民の命綱”がピンチ「隠岐汽船」苦境脱出へ一歩(島根)

TSK news イット!

0:00 / 0:00

船員不足でフェリー減便 “島民の命綱”がピンチ「隠岐汽船」苦境脱出へ一歩(島根)

47 187 просмотров · 9 дней назад
TSK news イット!
10,3 тыс. подписчиков
47 187 просмотров · 9 дней назад
島根県の本土と隠岐諸島を結ぶ隠岐汽船フェリー。 船員不足のため、2025年からお盆の混雑期を除いて減便して運航しています。 年間10万人余りが利用し、島民の命綱でもある隠岐汽船のフェリーの現状と船員確保に向けた取り組みを取材しました。 隠岐の島町の西郷港。 隠岐諸島と本土を結ぶフェリー「くにが」が入港、岸壁に船を横付けする「接岸」が始まります。 2300トン余りの船体を安全に岸壁につけるため、ブリッジ全体が緊張に包まれます。 隠岐と本土を結ぶ航路を担う「隠岐汽船」。 今から約130年前、隠岐の島民が出資し設立されました。 現在はフェリー3隻と高速船を運航。 移動だけでなく、食料や日用品、医療などさまざまな物流を支えています。 まさに島民にとって命綱ともいえるフェリーが今、ピンチを迎えています。 隠岐汽船・池田則文社長: 船員が不足して従来のフェリー3隻、高速船1隻の運航ができていない。 隠岐汽船によると、フェリー3隻での運航に必要な乗組員は97人ですが、確保できているのは現在83人。 船員不足のため、3隻をフル稼働できず、お盆の混雑期を除いて年内は2隻体制で運航されています。 本土側の寄港地のひとつ、松江市美保関町の七類港。 午前8時、隠岐へ向かうフェリーでは積み込み作業が始まりました。 車両甲板には大型トラックなどの車両が隙間なく並びます。 この日は平日でしたが、船室は混みあっていました。 午前9時、七類港を出発したフェリー「くにが」。 最初の寄港地、島後の西郷港まで約2時間半の航海です。 その後、島前の2つの港に寄港したあと、再び西郷港を経て、午後6時過ぎ、七類港に戻ります。 今回、特別に乗組員の船内での仕事の様子を取材することができました。 七類を出港してまもなく、船内では乗組員の食事の時間。 ほっとを息つけるひとときです。 こうした食事など乗組員のサポートや乗客の案内などを担うのが「事務部」のスタッフです。 乗組員たちは朝昼夕、3食を船内でとります。 事務部(入社7年目): おいしいです。(仕事は)大変です。でも、みんな人が優しいので、おもしろいし。 甲板部(入社8年目): 操舵手です。大変ですけど、やっぱり船の仕事が合っているのかなって。 乗組員の仕事はこのほか、船の心臓部・エンジンの運転やメンテナンスを担う機関部。 船の操縦や車両、貨物の積み下ろしなどを担う甲板部の大きく3つに分かれます。 午前11時半、フェリー「くにが」は島後、隠岐の島町の西郷港にゆっくりと「接岸」しました。 安全運航の要ともいえる甲板部、機関部の人員不足が隠岐汽船にとって大きな課題です。 しかし、この部門の乗組員は(総トン数20トン以上)航海士の国家資格が必要で、海技士免状4級以上人材の確保は容易ではありません。 山口県周防大島町瀬戸内海に浮かぶ山口県の周防大島。 この日、隠岐汽船の人事担当者の姿が訪れたのは大島商船高等専門学校です。 隠岐汽船海務課・田下朱美係長: 新卒の学生さんの求人募集の票を渡しにきました。 目的は「リクルート活動」。 求人票を教員に直接手渡し、航海士の養成課程をもつこの学校に人材確保への協力を要請しました。 回は大島高専など4つの学校を訪問。 山陽側の学校に出向いて求人票を手渡すのは、隠岐汽船としては初めてのことです。 隠岐汽船テクノ・多田房之助取締役: わりと興味を持っていただけましたので、長い付き合いでやっていけば何とか人が集まるのではないかと淡い期待を持って、これからも取り組みたい。 一方、学校側は…。 大島商船高等専門学校・石原良晃副校長: 内航船(国内で航行する船)の船員が足りないと問題になってますので、どこから求人がきても不思議じゃない。そもそも、なりての数が需要を満たせないのが問題。 10年前に比べ、求人数、採用側のニーズが約1.5倍に増加した一方で求職者、職に就きたい人は3分の2に減少。 この学校では、商船学科から毎年約200人の卒業生を送り出していますが、船員の確保は全国の船会社が競争相手です。 隠岐汽船は今後、制度や設備の面で船員の待遇改善を図るとともにリクルート活動の強化を進め、4年後をめどに継続的な人材の確保につなげたいとしています。 こうした現状に隠岐の島民は…。 島前の島民: 「苦しい。「宿泊か、2~3時間の滞在で無理やり仕事を詰め込んで対応している。できたら元に戻してほしい。」 「困っています。品物が遅いし、業者さんは一晩泊まらなくてはいけないし。」 隠岐汽船・池田則文社長: 育てながら採用したいと思っている。 今、最低限のサービスしかできてないんですけど、必ず毎日各港にはつけているので、そこのへんはご理解いただいて、もう少し長い目の見ていただきたいなという気持ちです。 船員不足に加え、燃料代やフェリーのメンテナンス費が高騰、経営環境は逆風そのものです。 それでも、その荒波を乗り越え、島民の命綱を守ることができるのか。 隠岐汽船の将来を見据えた取り組みが始まっています。