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お見合いの席で「月収はいくらですか?」と聞かれ、古い背広の私は「10万円です」と答えた。彼女は笑って「正直な方なんですね。もう少しお会いしてみたいです」――ところが後日、私が彼女の会社に現れると…

Chiharu

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お見合いの席で「月収はいくらですか?」と聞かれ、古い背広の私は「10万円です」と答えた。彼女は笑って「正直な方なんですね。もう少しお会いしてみたいです」――ところが後日、私が彼女の会社に現れると…

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お見合いの席で「月収はいくらですか?」と聞かれ、古い背広の私は「10万円です」と答えた。彼女は笑って「正直な方なんですね。もう少しお会いしてみたいです」――ところが後日、私が彼女の会社に現れると… 仲人の紹介で、日比谷のホテルのティーラウンジでお見合いをした私、篠原悠真。肘の光った古い背広で座った私に、向かいの宮原七海さんは、少しためらってから尋ねました。「月収は、いくらですか」。私は、ありのままに答えました。「10万円です」。彼女はふっと笑って、「正直な方なんですね」。けれど彼女の会社では、常務がひそかに会社のお金を流し、誘いを断った彼女を追い詰めていました。興信所で私を調べ上げた常務は、「月収10万の男を選んだ身の程知らず」と、社員全員の前で彼女に懲戒解雇を言い渡します。その朝、七階のエレベーターの扉が、静かに開きました。 最後までお聴きいただき、ありがとうございます。ちはるのスカッと日記では、胸がすっとするお話を朗読でお届けしています。よろしければ、チャンネル登録と高評価で応援してください。お話の感想も、コメントでお待ちしています。 ▼チャプター 00:00 オープニング 01:09 第1章 お見合いの席で 11:07 第2章 会長室の報告 17:36 第3章 門前仲町のおでん屋 24:36 第4章 興信所という言葉 31:23 第5章 古い倉庫の会議室 37:55 第6章 用意されていた退職届 44:16 第7章 隅田川のベンチ 51:03 第8章 捜査二課との約束 57:45 第9章 月収10万の男 1:04:19 第10章 常務室の録音 1:11:03 第11章 火曜日の朝 1:17:32 第12章 午前十時の七階 1:24:01 第13章 ゆず茶のお礼 1:30:49 第14章 手錠と拍手 1:39:18 第15章 もう一度、ゆず茶を ※このお話はフィクションです。登場する人物・団体・名称は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。 ※映像はイメージです。 #お見合い #会長 #月収10万円 #スカッとする話 #朗読