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【指先の瘡蓋】

ema.

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【指先の瘡蓋】

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ema.
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#aimusic #suno 歌詞置いときます 指先の瘡蓋を集めて 夜の隅に撒いた 朝になれば どれかひとつくらい 花が咲くと思った 薄い皮の向こうで 昨日が乾いている 触らなければ きっと治る だから 触った 爪の先に残った 小さな茶色を 失くしたものみたいに 手のひらへ並べる 身体はいつも 私より先に 忘れようとする ずるいな 指先の瘡蓋を集めて まだ温かいふりをした 痛みはもういないのに 抜け殻だけがよく喋る 治っていくほど 遠くなるものを なんと呼べばいいのだろう 私はまた 綺麗なところから 少しだけ 壊してしまう 窓辺に置いた傷跡へ 光が薄く積もっている 誰のものでもない朝が そこだけを避けて通る 指でなぞれば もう痛くない 痛くないことが なぜか 痛かった なくなるものほど 綺麗に見えるなら 私たちは ずいぶん 変な目をしている 指先の瘡蓋を集めて 小さな星座にしてみた ひとつひとつは どこにも行けないのに 線を引けば 空になった そんなふうに 私もいつか 誰かの勝手な線で 綺麗な形に されるのだろうか 治らないで とは 言えなかった 治って とも 言えなかった ただ 剥がれ落ちる前の あの僅かな痒みだけ もう一度 欲しかった 指先の瘡蓋を集めて 川の向こうへ流した どこへ行くのか 見ていたけれど 水は何も 教えてくれなかった 手のひらには 新しい皮膚 眩しすぎて まだ 私のものじゃないみたいだ 朝になった 花は 咲いていなかった ただ 指先だけが 少し 綺麗になっていた