空想軌道オーバーライト(Overwrite the Night)‐surreal gaiden feat fujinoma753-
surreal project
0:00 / 0:00
空想軌道オーバーライト(Overwrite the Night)‐surreal gaiden feat fujinoma753-
6 просмотров · 3 дня назад
surreal project
73 подписчика
6 просмотров · 3 дня назад
「安全な終電なんていらない。」――『空想軌道オーバーライト(Overwrite the Night)』/illust:fujinoma753
深夜零時の駅。誰もが俯いて、終電のベルを待っています。ベルが鳴り止んだ瞬間、足元の水たまりには、星を吸い込んで青く光るレールが映っていました。
「黄色い線の内側に下がってください」
ねえ、それって守る言葉ですか。それとも、檻の説明ですか。
ドアが閉まる寸前、私は踵を返します。「安全な終電なんていらない。私は、私の描いた夜を行く」。宙へ跳ぶと、足元に光のレールが敷かれ、銀色の空想列車が疾走していました。
街の重力と冷たい風が引き戻そうと吹き荒れます。それでもノートに光景を殴り書きし、空想を信じて速度を取り戻しました。夜の雲を突き抜けた先、私の軌道が夜空に航路として刻まれています。
守られた場所には、もう戻れません。それでも胸には、熱い確信だけが残ります。世界がどれほど退屈を強いても、走り出したペンの先は、もう誰にも止められない。
▼イラスト:fujinoma753 さん
「頂いた原案からイラスト構想をイメージした時に思いついたのは、ファイトソング(Eve)でした。アップテンポで、今回は焦燥感みたいな感覚をイメージしています。歌詞と疾走感のあるメロディから、『モノトーンの過去を、色彩豊かな未来へと塗り替えていく』というイメージが浮かびました。そんな前向きで力強い世界観を、自分なりの解釈でイラストに込めています」
青空と水たまり、透明傘の雨、コインランドリーの灯り。日常のどこにでもある場所が、この人の手にかかると、少しだけ別の世界線に見えてきます。
▼献呈
fujinoma753 様
この物語は、終電に乗らないことを選んだ夜の話です。水たまりに映ったレール、閉まりかけたドア、黄色い線の内側という小さな約束。守られているはずの場所が、ある日とつぜん、檻に見えてしまう。そんな瞬間を書きました。
いただいた言葉で、いちばん嬉しかったのは「焦燥感」でした。
前向きな歌は、たいてい焦りから始まります。間に合わない、追いつけない、このままでいいのか。その胸のざわめきを、あなたはモノトーンの過去から色彩豊かな未来へ塗り替える一枚にしてくださいました。
言葉にすると綺麗すぎるのに、絵になると生々しい。その差が、とても好きです。
「そのとき描きたいものを、そのときの表現で」。プロフィールのこの一行も、この作品の主題そのものでした。
頻繁に楽しい方向へ脱線します、という言葉も。走り出したペンの先は、誰にも止められない。青空の水たまりも、雨の透明傘も、コインランドリーの灯りも、どれも脱線の途中で拾われた光に見えます。
この曲とこの絵が、誰かの終電のベルを、少しだけ別の音に変えられたら。そんなことを思いながら、献呈いたします。一緒にこの夜を作ってくださり、ありがとうございました。
2026年10月21日 takaswi mizuha
▼クレジット
企画・原作・あらすじ:takaswi mizuha
イラスト:fujinoma753(X: x.com/fujinoma753 / Threads: fujinoma753)
音楽・歌詞:takaswi mizuha
映像:fujinoma753
surreal gaiden
#空想軌道オーバーライト #OverwriteTheNight #surrealgaiden #fujinoma753 #AIイラスト