【AI】ルイス・フロイスが歌う『日本史』/ Luis Frois canta "Historia de Japam"
AI歌絵巻
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【AI】ルイス・フロイスが歌う『日本史』/ Luis Frois canta "Historia de Japam"
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■『日本史』について
先日、太田牛一の『信長公記』を取り上げましたが、同じく信長の日常を記録した文書がルイス・フロイスの著した『日本史(Historia de Japam)』です。ただし、信長編はその一部に過ぎず、完訳本にして12巻に及ぶ大作です。なお『日本史』には現代ポルトガル語とは異なる単語の綴りも散見されますが、そもそも古文であることと、写本作成時の転記ミスの可能性もあります(フロイスの原本は火事で焼失)。加えて、Tono(殿)、Tenca(天下)、Voari(尾張)など、当時の日本語の発音がそのまま表記されているのも特徴です。冒頭に「Nobunanga」との記載がありますが、これも原文の通りです。
■曲について
ルイス・フロイスといえばポルトガルですが、ポルトガルの伝統的な民族歌謡に「FADO」というものがあります。独特の形状をしたポルトガルギターに、哀愁を帯びた旋律が特徴です。ただ、これだけだとやや物足りないので本曲ではFADOをベースに少し味付けをしています。なお、曲の最後に登場する石碑は、長崎市「日本二十六聖人殉教地(西坂公園)」にて先日、私が撮影したものです。
■メンバー紹介
ルイス・フロイス:1563年、宣教師として来日。信長とは二条御所の建築現場で対面を果たして以来、幾度も面会している。晩年、文才を活かし『日本史』などを執筆した。
ガスパル・ヴィレラ:ポルトガル出身の宣教師。京、豊後、堺などで布教を行い、当時の堺を「東洋のベニス」と評した。
ロレンソ了斎:平戸島出身の盲目の琵琶法師。ザビエルの説法に感銘し、洗礼を受ける。フロイス、ヴィレラらと共に布教を行った。
■歌詞
Nobunanga foi filho segundo de hum tono que era senhor de dous terços do reino de Voari.
Seria de idade de 37 annos quando começou a governar a Tenca,
homem de mediana estatura, delgado do corpo, de pouca barba, a voz muito entoada,
e em extremo belicozo e dado ao exercicio militar;
ambiciozo de honra, severo na justiça,
não deixava passar sem castigo offensa que se lhe fizesse;
algumas obras uzava de humanidade e misericordia;
dormia pouco e madrugava muito, não era cobiçozo,
mui secreto no que determinava, sagacissimo em ardis de guerra;
mui asomado e sugeito à paixão da ira, mas isto não era de ordinario;
pouco ou quazi nada sugeito ao conselho dos seos, em extremo grao temido e venerado de todos;
não bebia vinho, no comer parco;
chanissimo em seo tratamento, arrogante em sua opinião,
a todos os reys e principes de Japão desprezava e lhes fallava por sima do hombro como a servos inferiores;
■日本語訳
信長は尾張の国の三分の二を領していた殿(信秀)の次男であった。
天下の統治を始めた時、彼は三十七歳ほどであった。
身長は中くらいで細身、髭は薄く、声はよく通った。
非常に好戦的で軍事訓練を好み、名誉心が強く、正義の執行には厳格で、
自分への侮辱を決して罰せずに済ませることはなかった。
一方で、人情や慈悲を示すこともあった。
睡眠は少なく早起きで、貪欲ではなく、
自分の考えを秘密にし、戦略や策略に非常に優れていた。
怒りっぽい性格ではあったが常にそうだったわけではない。
家臣の意見に従うことはほとんどなく、人々からは極めて畏敬されていた。
酒は飲まず、食事も質素であった。
人の取り扱いには極めて率直で、自分の考えに強い自信を持ち、
日本中の諸大名や諸侯を軽視し、まるで目下の者であるかのように見下して話した。
■参考文献
『Historia de Japam Vol.2』
FROIS, LUIS/Biblioteca Nacional-Lisboa.
『回想の織田信長 フロイス「日本史」より』
ルイス・フロイス著、松田毅一、川崎桃太翻訳/中央公論新社
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