【親子スピキ】夏に唄えば
錆色
0:00 / 0:00
【親子スピキ】夏に唄えば
19 330 просмотров · 3 месяца назад
錆色
1,5 тыс. подписчиков
19 330 просмотров · 3 месяца назад
※ネタバレを含みます
【動画の概要】
※ネタバレを含みます
梅雨も終わりかけのころ。一匹のスピキの注いだ愛情が報われて、ホバギからおくるみが生まれた。
産声を上げて、高く可愛らしい声で親を呼んで――しかし親スピキは声を荒げた。戸惑い、声を上げて泣いてしまうおくるみ。親スピキは目に涙を浮かべ、悩みながら、辺りを警戒して、それから小さな声でリズムを口ずさむ。
なんとかなだめて、おくるみに笑ってもらおうとする親スピキ。その気持ちが伝わったのか、おくるみはきゃっきゃと笑った。
親スピキは経験としてわかっていた。空が青いと人が多いこと。声を出すと捕まること。群れると見つかりやすいこと。だから親スピキは二匹で健やかに生きていけるだけの土地を求めた。
スピキたちと少しばかり交流するなかで、おくるみが羨ましそうに彼らを見ている。彼らが何も気にせず大きな声を出しているとき、おくるみの瞳が揺れていることを親スピキはちゃんと気づいている。
それでも親スピキは危険を避けるため、これまでと同じようにして移動を続けた。きっと自分が望んでいるような場所はないのだろうとわかっていても。
そうして蝉が鳴くころ。親スピキは子スピキを連れて、人気のない公園までやってきた。普段なら決して寄り付かない場所と時間。空が青いことすら、子スピキにとっては新鮮だった。
そうして公園の木の下で、親スピキは大きな声で楽しそうに歌い始めた。
戸惑う子スピキ。もうわかっていた。親スピキがどうして大きな声で歌わないのか。それなのにいま目の前で、ずっと課してきた教えに背いて、楽しそうに声を上げている。
歌わない子スピキにそっと寄り添って、それから――大丈夫だよと言わんばかりにチョワヨ!! スピキ!! と高らかに呼ぶ。
子スピキはようやく、親のやっているように、生まれてはじめて、思いきり声を上げて、ずっと我慢してきた気持ちを吐き出すように、高らかに唄をうたった。
そうして大声で叫ぶ二匹のスピキの声は、公園でけたたましく鳴く蝉によってかき消えて、誰の耳にも届かないまま夏の空気に溶けていった。
この動画はトリッカル・もちもちほっぺ大作戦の二次創作同人作品です。
使用させて頂いたサイト・素材元(敬称略)
いらすとや https://www.irasutoya.com/
FREE BGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/
On-Jin ~音人~ https://on-jin.com/
効果音ラボ https://soundeffect-lab.info/
イラストAC https://www.ac-illust.com/
もちもち鎧さん • #4 幼いスピキにカボチャを与えようとしました。
#スピキ #스피키 #Speaki