鎌倉の冠水を地形から読み解く 山に守られた町で何が 専門家「日本中あらゆる所に」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年9月22日)
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鎌倉の冠水を地形から読み解く 山に守られた町で何が 専門家「日本中あらゆる所に」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年9月22日)
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21日の大雨は観光地・鎌倉も襲いました。なぜ、鎌倉の中心部でこれほどの冠水が起きたのでしょうか。その理由を地形から読み解きます。
■「40万円くらいの損害」
観光地・鎌倉では、道路が冠水しました。
鶴岡八幡宮へと続く参道・若宮大路。観光客でしょうか、キャリーケースを持って横断歩道を渡るのも一苦労です。
近隣住民
「ここまで大雨になると思わなかった」
「僕は初めて見ました。50年以上住んでますけど」
近くの藤沢市では、9月の観測史上最大となる219ミリを観測しました。
JRの高架下では、冠水の影響でエンジンが止まってしまったのでしょうか、車を押して、安全な場所に移動させようとする人の姿もありました。
土産物店などが立ち並ぶ小町通りも冠水しました。観光客が商店街を進めず、立ち往生している状態です。
鮪お重 栄町
岡部正明オーナー
「シルバーウィークなので、ものすごい量の予約が入っていたけど、全部キャンセルになった。40万円くらいの損害」
道路脇では、車が水没し立ち往生していました。
車の所有者
「水没です。30センチくらい。こんなに水が深いと思わなかったので」
鎌倉駅では冠水の影響で電車もバスも一時運転見合わせに。鎌倉駅周辺はごった返し、タクシー乗り場には大行列ができています。
「(Q.どれくらい待ってる?)30~40分くらい」
「(Q.雨で冠水は?)じゃぶじゃぶに。ご飯食べ終わったら川になっていました」
連休中にもかかわらず、午後8時でも人通りはまばらです。
浸水被害を受けたコンビニには「再開のめどは立っていません」との貼り紙がありました。
同じく浸水被害に遭った小町通りにある店は、23日の営業再開に向け作業に追われていました。
店員
「川の水が上昇して、お店の前とかも全部水浸しになって入ってきちゃったので。全部水を出して、きれいに消毒して、清掃してます。あすからまた営業がしたいんで、せっかくシルバーウィークなんで」
■「日本中あらゆる所」に…
シルバーウィークの観光地を襲った浸水被害。なぜ、鎌倉観光の中心地が水没してしまったのでしょうか?専門家は、このように分析します。
さくら事務所 地盤・防災コンサルタント
横山芳春さん
「鎌倉市全体が山に囲まれた町です。山に守られた町の成り立ちがある」
これは鎌倉の高低差を表した地図。標高の高い場所が赤く、次いで黄色・緑・青の順に標高が低くなっています。
「周りが山ですよね。谷から流れてくる水が結構集まってくる場所」
「小町通りはここ、若宮大路はここになります。この辺り一帯に激しい雨が降ると、全部この辺りに集まってくる」
さらに、冠水して動けなくなった車が相次いだJRの高架下は、若宮大路の中でも一番低い場所になっているといいます。
「くぼ地が深い所は濃い青で示される。若宮大路とJRが交差している所は色が濃くなっている。ここは1メートルほど周りより低くなっている。高さを設けるために線路の下をちょっと掘り下げてる形になっている。若宮大路でも一番低い場所になっている」
専門家は一見、低く見えない土地でも浸水被害への注意が必要だと言います。
「高台の地域でも周りより低かったりすると、水が集まってきやすかったりしますので、これは鎌倉だけではなくて、本当に日本中あらゆる所にあったりしますので、周りよりも低い土地ではないかという所は、一番注意してほしい」
(2026年9月22日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp