「純文学」とは、なにか?
【コックブン】文学チャンネル
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「純文学」とは、なにか?
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編集 : 中の人
【目次】
0:00 オープニング
1:14 「純文学」と「大衆文学」のイメージの差異
6:08 安藤の見解
9:15 実践① Amazonのレビュー
17:50 実践② 引用文を実際に読む
36:51 中の人、気づく
38:26 まとめ
【主に紹介させていただいた本】
〇宇佐美りん『くるまの娘』(河出書房新社)
https://link.amazon/B01lTiVhS
〇凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社)
https://link.amazon/B0h66BS53
〇蓮見重彦『伯爵夫人』(新潮文庫)
https://link.amazon/B0bGbD68u
〇住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社)
https://link.amazon/B02sehEz2
〇小谷野敦『純文学とは何か』 (中公新書ラクレ)
https://link.amazon/B04LZQJuB
当チャンネルはAmazonアソシエイトに参加させていただいています。
【コックブン通信】
さて、どうして純文学なんぞ読むのか。
僕はわりあい口が回る方やし、サービス精神みたいなもんも多少は持ち合わせておるのでそれっぽい解答を並べることはできるとおもう。名古屋でかっこよくブルーのスーツを着こなし、ツインタワーを主戦場とするビジネスマンみたく、結論ファーストで話し始め、そののち「理由は三つありまして」と自らの話の構造を自ら開陳し傾聴者の認知コストを限りなく透明にまで下げた上で(下げた上でっておもろい。なんやツインタワーのエレベーターみたいやなぁ)、よくわからん譫言を述べ立てることも造作ない。
せやけどなんなんやろう。この徒労感は。そもそも新しいもんに出会いたくって読んでるんやとしたら、それは新しいもんなんやから今は出会ってへんわけで、ほな今は語れませんゆうことになる。とある精神状態を確認したいっちゅうこともあるけど、それはわが精神の中心ですわ。コマの軸みたいなもんですわ。中心は語れまへん。
そうして僕は、例えば昨日も最近の文藝賞の優秀作を一つ読んで、それはそれはある種の時間を経験したのやけど(祇園のレコードバーで読ましてもろて、ピンクフロイドの『狂気』がかかってて、それはなかなかええもんでしたよ)、それがなんなんやと問われましても、やっぱ答えに窮するところがあります。
せやけどええもんです。どの作品も、なんでそれが書かれて、なんで今目の前にあるんかっちゅうことを考えましたらば、それは読者も作者も出版社もほんとのとこはわかりゃしまへん。わからへんから読むんです。
それにしてもよかったなぁ。あんとき読んだ、『コインロッカー・ベイビーズ』。
(安藤)
【コクブン星の住人】
◎安藤 : 京都の文学部大学院生。好きな作家は大江健三郎、三島由紀夫、宮本輝など。突然バックパック1つで旅に出ては、友人間で死亡説が流れる。
◎中の人 : 文学部卒社会人。「文学部も就職できる」ということを示すため、日々労働に勤しむ。いつもありがとう。やれることやっていこう。
◎コックブン : コクブン星の見習い文学料理人。時々声が裏返る。
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