【睡眠朗読】記憶がなくなっても、私は私?|眠れる科学と哲学|星の書架 #07
星の書架
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【睡眠朗読】記憶がなくなっても、私は私?|眠れる科学と哲学|星の書架 #07
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今夜、星の書架でひらくのは、
「記憶」と「私」についての一冊です。
もし、これまでの記憶がなくなったとしても、
私は、私なのでしょうか。
私たちが「記憶」と呼んでいるものは、
ひとつではありません。
出来事の記憶。
知識として残る記憶。
そして、意識して思い出さなくても、
体や動作の中に残っているもの。
さらに、思い出すということも、
過去をそのまま再生することとは少し違うようです。
では――
私を私にしているものは、何なのでしょう。
記憶でしょうか。
体でしょうか。
それとも、今ここにいるということなのでしょうか。
答えを急がず、
今夜も一冊の本をひらくように、
静かに眺めていきます。
眠くなったら、途中で眠ってしまって大丈夫です。
明日の朝、この話を覚えていなくても。
覚えていないことと、
その時間がなかったことは、
同じではないのですから。
どうぞ、よい夜を。
星の書架で、おやすみなさい。
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