【取り扱い注意】80年以上たつ戦死者の石碑を、台座ごと1.4トン吊り上げる|一気に上げないのには理由がある
近藤石材店 五代目が裏側まで見せる石屋のリアル
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【取り扱い注意】80年以上たつ戦死者の石碑を、台座ごと1.4トン吊り上げる|一気に上げないのには理由がある
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近藤石材店 五代目が裏側まで見せる石屋のリアル
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▶ この石碑のお墓の工事(施工事例・八千代市 M・N様)
https://www.kondo-sekizaiten.co.jp/ex...
80年以上たつ、戦死者の石碑です。昔は、戦争で亡くなった方のために、こうした大きな石を立てました。
千葉県八千代市のM様家。自然石の台座に立った高さのある石碑を、台座ごと吊り上げて、トラックで自社工場へ運びました。
古い石は、持つことは持つ。でも古いからこそ、慎重にやらないといけない。一気に上げないのには、ちゃんと理由があります。
撮り直しなし、ありのままの現場です。
▶ ショート(2分でざっと見る)
(あとで入れます)
■ チャプター
0:00 戦死者の石碑を台座ごと吊り上げる
0:12 工事の前・80年以上たつ石碑
0:26 なぜ4トン車を借りてきたか
1:34 外す順番:まわりを外して石碑だけに
1:56 吊る準備(はつり・縁切り・ベルト)
3:34 地切り・吊り上げ・トラックへ
4:51 荷台で寝かせる(重心を変える)
5:26 モルタルを壊して土に
5:54 自社工場で下ろす・重さは約1.4トン
■ 台座ごと運んだ理由
古い石碑なので、台座から切り離すのも危ない。だから今回は、台座と一緒に持ち上げました。
想定の重さは、石碑と台座で1.5〜2トンの間。ただ、下がどれだけ埋まっているかは、外してみないと分かりません。下にコンクリートが付いてくれば、もっと重くなります。
重さだけではありません。どこかに引っかかると、石が変な動きをして危ない。大きな石は、そう簡単には上がりません。
場所が狭く、4トンより大きい車は入れないので、4トンのクレーン付きトラックを借りてきました(いつもの自社トラックは3トン車です)。借りた車にはクレーンのリモコンが無く、トラック横のレバーで操作しています。
■ 外す順番
まわりには、石灯籠・墓石・外柵など、傷つけてはいけない物がたくさんあります。
だから先に、まわりの物を外して、この石碑だけを「裸」にしました。大きい石は最後です。
■ 吊る準備
台座のまわりをはつり(はつる=コンクリートを削って落とすこと)、台座と下のコンクリートを縁切り(くっついている所を切り離すこと)します。一気に上げると、重すぎたり、切れたりするので、クレーンで少しずつ動かしながら、はつりと併用して切り離していきます。
ベルトが当たる所には青い布を巻きます。ピンと張っても石に傷がつかないようにするためです。
最初は台座の下にベルトが回せません。まず横に掛けて少し上げ、すき間にベルトを通します。何度も何度もベルトを通し直して、重心を見ていきます。
■ 地切り
いよいよ吊り上げ。まず30センチほど浮かせて止めます。これが「地切り」(少しだけ浮かせて、様子を見ること)です。
バランスと、危なくないかを確かめてから上げます。一気に上げると、重みでベルトが切れたりします。
クレーンは、本当に慎重に、ちょっとずつ、ちょっとずつ回していきます。
■ 木の角材でベルトの長さを合わせる
石の大きさは場所で違うのに、ベルトの長さは同じです。そのままだと吊る位置が変わって、芯がずれます。
そこで台座の後ろに木の角材を入れて、ベルトの長さを調整しています。
■ 荷台で寝かせる
横に寝かせるのは、荷台に乗せてからです。そのままでは倒れないので、ベルトを掛け直して重心を変えて寝かせます。
1トン以上ある石なので、人の手だけでは無理。ここで倒れたら全部終わりなので、本当に慎重にやります。持ち上げるのと寝かせるのは、やり方が違います。
■ モルタルを壊して、土に
台座の下を固めていたモルタルを壊して、取って、集めていきます。これを壊さないと、土が出てきません。最後は、全部土になりました。
■ 自社工場で下ろす
吊る位置は一回では決まりません。何回かやって重心を見ながら下ろし、パレットに置いて無事に終了。
工場で下ろしてはかってみたら、約1.4トンでした。
加工して据え直す様子は、次の動画で。
■ 編集について
・早送りの所も音はそのまま残しています(右上に倍速と実際にかかった時間)
・映像はすべて本物の現場です。プロの撮影ではありません。編集だけAIでやっています
・作業:代表 近藤洋・佐々木/撮影補助:母
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