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「選択肢が増えた」私立高校”実質無償化”で激化する生徒獲得競争 施設費ゼロやSNS発信・・・体験入学で私立・公立ともに魅力アピール

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「選択肢が増えた」私立高校”実質無償化”で激化する生徒獲得競争 施設費ゼロやSNS発信・・・体験入学で私立・公立ともに魅力アピール

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2026年度から始まった私立高校の授業料の実質無償化。 高校選びの選択肢が広がる一方で、学校側の生徒獲得競争が激しくなる中、この時期行われる中学3年生向けのオープンスクールも活況となっています。 私立・公立、それぞれ工夫を凝らした体験入学会を取材しました。 無償化で広がる私学人気 吹奏楽やダンスの強豪校として全国に知られる、福岡市博多区の精華女子高校です。この日行われたのは「演奏会」や「公演」ではありません。 観客は、中学3年生とその保護者たち。「体験入学」のプログラムのひとつです。 2026年4月から、私立高校の授業料が「実質無償化」されました。 国の就学支援金の所得制限がなくなり、支給の上限も、従来の年間39万6000円から45万7200円に引き上げられています。 この学校でも、授業料の負担は実質無くなりました。保護者 「公立の方を重視してたんですけど選択肢が非常に増えて、私立だと本人のいろんな個性に合わせて受講できるかなと」保護者 「説明会でも無償化とか専願入試とかいろいろあるということで、公立じゃなくても私立もいいかなと」精華女子高校 広報部 牧野美佐紀 部長 「(これまでは)学費で引っかかっているというようなご意見も多数いただいておりまして、(無償化によって)学校選択の幅が増えたんじゃないかなと」 施設費ゼロや豪華プログラムで魅力を全面アピール 実質無償化で関心が高まる私立高校の受験。 体験入学では、志願者の獲得に向けて魅力をアピールします。精華女子高校 広報部 牧野美佐紀 部長 「本校は専願で本校に入学合格が決まっている方については施設費の20万円を全額支給しております。つまり、いらないということです」模擬授業と体験入部では、趣向を凝らした6つのプログラムを用意。このうち保育福祉コースではハロウィーン用のバッグを作ります。保育コースを体験した中学生 「なんか可愛いものばっかりで、楽しい気分になりました」調理・製菓コースを体験した中学生 「みんなで作って楽しくて、わからない時に教えてくれたりしたから楽しかったです」さらに、お昼には食堂で人気のランチメニューの試食会も。中学生 「めちゃくちゃ美味しい。ここに通ったら楽しいと思います」 授業料の実質無償化によって、受験生と保護者の考え方や選択肢が大きく変わったと学校側は話します。精華女子高校 広報部 牧野美佐紀 部長 「(施設費や教材費など)どれぐらいの金額を出せば私学に通えるのか、県立高校との差はどれぐらいあるのかというのを、以前よりも親身に聞かれている保護者の方が増えたのも確かなことですし、生徒さんも保護者の方に『ここ受けたい』という言葉が言いやすくなったんじゃないですかね」 私立との費用差をアピールする公立 一方、受験生の獲得競争で厳しさに直面する公立高校も、この状況を黙って見ているわけではありません。福岡県古賀市の県立高校「玄界高校」です。 定員360人に対し、2026年度の入学者数は220人あまり。前年度を下回りました。邦楽部の和太鼓パフォーマンスから始まった体験入学会では、新入生を確保しようと新たな取り組みを始めました。福岡県立 玄界高校 教諭 「例えば入学金を見ても、玄界高校では5500円、私立高校の全国平均は約8万円と大きな差があります。県立高校である玄界高校には、比較的ご家庭の負担を減らしながら通っていただくことができるということを、知っておいていただければと思います」まずは、私立高校と公立高校との違いを丁寧に説明。 特に費用面に関してどのような差があるのか、具体的に説明する時間を設けました。 県内唯一の国際コースに制服試着SNS発信も そして、特色を打ち出そうと、普通科としては県内唯一の「国際文化コース」の説明会も初めて開催しました。在校生 「(中国語)・・・私は2年生から中国語を学び始めましたが、今ではここまで話せるようになりました」福岡県立 玄界高校 教諭 「英語・中国語・韓国語もマスターすることが出来るという、言語に特化した贅沢な選択だと思っています」他にも、公立高校では珍しい制服の試着会や・・・試着した中学生 「中学の頃は、リボンが無かったから、めっちゃ新鮮でいいです!」多くの生徒に興味を持ってもらおうと、2026年からSNSの情報発信にも力を入れています。福岡県立 玄界高校 教諭 「SNSについて研究したり、素敵な学校のインスタグラムを見てまねをしたりなど、勉強させていただきました」 そのSNS効果もあってか、2026年の体験入学にはおよそ550人が参加、前年の倍近くに増えたということです。中学3年生 「今まで知らなかったことが、たくさんあって、行ってみたいなって思いました」中学3年生 「在校生もめちゃくちゃ明るくて元気だし、楽しそうな学校だなって思ったので、ここがいいです」中学3年生の保護者 「受験料も公立は数千円で済むけど私立は何万円もかかる。やっぱりそこも含めて、高校選びは考えましたね」福岡県立 玄界高校 伊原豊 教頭 「県立高校は広報活動が弱いところがありますので、積極的に中学校とか地域の方に出向いて行って、何としてでも、来年度は定員を確保したいと考えています」 少子化で公立高校13校が学級減 福岡県教育委員会は9月、2027年度の公立高校の入学定員を発表しました。 このうち県立高校の全日制の定員は2万1760人で、2026年度より560人減少しています。 普通科は玄界高校、城南高校、福岡中央高校、新宮高校、明善高校など13校で各1クラス減。 総合学科は福岡講倫館高校で1クラス減、定時制・通信制は変更なしとなっています。 背景にあるのは少子化で、2026年度県内の中学校を卒業見込みの生徒数は、2025年度より約700人少ない4万7200人となる見通しです。 詳細は NEWS DIG でも!↓ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...