歌で学ぶ中国語4|「听懂」で学ぶ結果補語「我听懂了」【北京で暮らした一年 第4話】
うたチャイナ・歌で学ぶ中国語
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歌で学ぶ中国語4|「听懂」で学ぶ結果補語「我听懂了」【北京で暮らした一年 第4話】
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歌と物語で、中国語に親しむ「うたチャイナ」。
「北京で暮らした一年」第4話『我听懂了(聞いてわかった)』。
今回は「听懂(聞いて理解する)」を通して、中国語の「結果補語」に親しみます。
🌿 シリーズの物語
初めて北京へ留学する日本人の女の子、リエ。
9月から翌年8月までの一年を、音楽と中国語で描く物語です。
聞き取れない言葉、初めて食べる料理、少しずつ近づく友達との距離。秋の並木道、厳しい冬、春節の灯り、そして別れが近づく夏――。
北京の街とキャンパスを舞台に、西安・成都・杭州への旅も交えながら、知らなかった場所が「自分の居場所」になっていく日々をたどります。
🎵 第4話「我听懂了」
9月、授業が終わった教室。
リエの青いノートには、聞き取れなかった言葉が残っています。
「故宮」と「胡同」。
写真を見れば、どんな場所なのか少し想像できます。
陽の当たる朱色の壁。灰色の煉瓦が続く細い路地。
けれど、耳で聞くと、知っているはずの文字と音がうまく結びつきません。
もう一度聞いてもいいだろうか。
さっきも教えてもらったのに。
少しためらってから、リエは隣の同級生にノートを見せます。
相手は文字を書き、ペンの先で机を二回、軽くたたきます。
そして、一つずつ、ゆっくり発音してくれます。
リエもまねして声に出します。
最初は音がもつれて、思うように言えません。
「ゆっくりでいい」
写真を指し、文字を見て、もう一度聞く。
すると、さっきまでひとかたまりだった音の中に、知っている言葉が聞こえます。
「あ、わかった」
思わず顔を上げるリエ。
伝わったことがうれしくて、もう一度、同じ言葉を口にします。
北京に来てから、わからないことばかりだった。
でも今日は、昨日までわからなかった言葉が、一つわかった。
覚えた言葉の分だけ、この街が少し近くなる。
リエの小さな「わかった」を描く一曲です。
📖 今回学べる中国語の文法
「聞く」と「聞いてわかる」は、中国語ではどう違うのでしょうか?
■ 動作の結果を表す「結果補語」
中国語では、動詞の後ろに言葉を添えて、その動作がどんな結果になったかを表せます。
听(聞く)+ 懂(理解する)
→ 听懂(聞いて理解する)
「听」は聞くという動作。
「听懂」は、聞いた内容が理解できたという結果まで表します。
■ 「我听懂了」の「了」
我听懂了。
Wǒ tīng dǒng le.
= 聞いてわかりました。
この場面の「了」は、理解に至ったことを表します。
「了」はいつも日本語の過去形に当たるわけではなく、文脈によって完了や状況の変化などを表します。
■ 一緒に覚えたい表現
我没听懂。
Wǒ méi tīng dǒng.
= 聞いてもわかりませんでした。
「聞いたけれど理解できなかった」ときに使える表現です。
まずは「我听懂了」を、リエのうれしい気持ちと一緒に口ずさんでみてください🎵
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